ブレイズ・オブ・グローリー

 植民暦3898年、コルディア宙域の惑星ザナドゥでは管理の甘くなった遺跡を狙いトレジャーハンター達も活動する。情勢は次第に混乱し、さまざまな思惑が交差する。


B:オリーク・ウォレイ(密輸船船長(コルディア出身))
A:ディロス・エザーレ(テクノロジスト)


第10回A1
「それからのザナドゥ」
担当:佐々木眞成マスター

 「導くもの」の完全起動が阻止されたことで「ザナドゥの災厄」は終わりを告げた。また、ザナドゥ侵攻を目指したジャンソン提督も死亡し、組織が自壊を始めたことで脅威は去った。

 地上で行われた市街戦の影響はまだ残っている。難民の受け入れと、それに伴う衛生管理など問題は多い。いまだ残る残党の活動もあるようで、物資の運搬も必ずしも順調とはいえない状況だ。

 エスラトニッツ学園の子供たちにもいろいろな別れがあった。超巨人トリトンもいなくなり、ショーン・ハサウェルもこの地を去っている。子供たちの中には家族を探しに旅立つことを決意した者もいるし、この一連の事件で成長した者は多いようだ。

 軍関係者はゲリラ残党対策に追われていたが、単に苦し紛れに隠れていただけの者たちを掃討するのはそれほど難しくはなかった。そして問題はその後の生活へと移っていく。それはトレジャーハンター達も同様で、堅実な手段としてサルベージ業をはじめることを画策していた。

 そして10年後、0号遺跡でエピキオニアを解析していたチームのメンバーには、その知識を活かして一財産築いた者もいる。その他の者もおおむね無事に暮らしているようだ。学園の子供たちも同窓会で成長した姿を見せている。サルベージ業も順調のようだ。時間のループから現在も存在しているのかは確定ではないが、現在はそれを知る由もない。


 エピローグ、なんですよね。内容がほとんどないです。「それからみんなしあわせにくらしました。おわり」にしちゃおうかとも思ったんですけどね。

2000,02,05

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第10回B2
「CREGUIAN2」
担当:三日月愁マスター

 非合法改造屋クーロン・マジックにはディオニクスの事件に関った者も加わっていた。その仲間の元に、元レジスタンスリーダーでトレラディン王子のディに合うために船の改造を依頼してきたものがいた。

 そのディはトレラディンのリーダーとして活動し、行政権も王室が握るなど順調に力をつけていた。彼は航路の確保で交易を伸ばす一方で、密輸屋への仕事も出していた。まだまだ残骸の多い宙域ではとにかく腕の確かなものが有利である。一方でディが去ったレジスタンスは落ち目であるが、それでもいろいろと協力をする者はいた。派手なところでなく、地道に人々の間で働くのも必要である。

 ディに会いたいというのに共感する者も多く、なにかと協力が得られているようだ。その一方でディには厳重な警備もつけられている。その担当SPになったのも例の事件で活躍したガーダーであったりするのだが。

 ジャーナリスト達もまだまだ活発に行動している。ディオニクスの腐敗を暴くことでいろいろなことが変わったが、それはそれでまた問題点も抱えている。また、この事件を風化させてはならないとの気持ちも強かった。

 ディの元には荷物が一つ届けられた。運んできたのは例の事件でディを戦場から逃がした張本人であり、そのコネもあってのことだろう。届けられたのはウエディングドレスが一着であった。もっとも中身の入っているものであったが。そしてディは彼女の説得に応じて城を脱出。これには陰ながらの、SPを含む仲間たちの協力のおかげだろう。

 連合条約軍人であり、今回の事件ではディオニクスに躍らされていたキースは一人の男の元に辿り着いた。身元がわからずに救助された船の名を取ってウィラードと呼ばれていたその男は、事件を操っていたディオニクス社代表エーリッヒであった。もっともなんの具合か記憶を失っていてのだが。キースは銃を向けるも、彼を撃つことはできなかった。

 そしてその後GIGは連合条約の崩壊を認めてこれを公表。GIGがその権限を引き継ぐことを宣言した。


 オリークは「お届け物」をやってます。「中身入りウエディングドレス」はほぼアクション通りです。しかしこんなんしたらせっかくコネでもらった免許がとりけされるんでないかね。

2000,02,07

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第9回A1
「微笑みの意味」
担当:佐々木眞成マスター

 ザナドゥ軌道上に上がったショーン・ハサウェル女史に対して行動を起こそうとした「シャドー」の子供たちは、この非常時とあってシャトルが使えないという事態に遭遇する。結局対策チームと連絡を取り、ハンターチームのシャトルに同乗する形で軌道へと向かった。

 「0号遺跡」のでは「導くもの」の完全復活を阻止するため、正確な位置を算定する「0時間演算装置」へと改造を行なう作業が進められていた。もっとも独自のアプローチはなかなか安定せず、ハサウェル女史の残したプログラムを応用するしか間に合わせる方法はないようだ。

 ハサウェルはゴーストたちが自分達で「導くもの」を確保するため、能力を持つ者に対しての人質として軟禁されていたらしい。侵入してきた者達はハサウェル女史と、共に捕えられていた少女アンを(どちらかというとこちらが目的だったらしい)助け出した。更に船内で追われることになるものの何とか脱出ポッドに乗り込み、多少乱暴な手段ながらも回収されることも出来た。

 「導くもの」の位置は特定でき、高次元に存在するそこに到達するシステムも稼働した。「超巨人」トリトンの力でフィールドを開けることもできそうだ。それは成功し、「導くもの」から奇跡を起こす力は失われたようだ。そして「エピキオニア」もまたその機能を停止、開発チームは悪用を恐れてデータを消去した。

 ショーン・ハサウェルは「あと千年、人類を見届けたくなった」と、事実上敗北を宣言し、姿を消していったという。


 ディロスはやっぱりエピキオニアをいじってます。なにせ前回までの急進派。一番構造知ってるはずですから。

2000,01,10

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第9回B2
「最終決戦(2)」
担当:三日月愁マスター

 惑星アダムを破壊した要塞ザンジバルは役目を終え機能を停止、それを破壊する為の船だった連合条約軍の戦艦Largeは、証拠を残そうという者たちにより役目を果たす前に破壊された。だが、ディオニクス社の傀儡となった連合条約軍艦隊が目撃者を消そうと現れる。

 ザンジバルには突入して何とかしようとするものがいる。それは内部から未だ残っているものがハッチを破壊することで始まった。

 また、単独で艦隊内に入り込み、ディオニクス社代表のエーリッヒに直接説得を試みる者もいた。だが、それは仲間の死を知らされたことで出来た隙に乗じて取り押さえられる。しかし突入しての白兵戦を着々と準備しているもの達もまだいるのだった。そしてトレラディンレジスタンスとして行動しているコンラッド王国の王子ディ(ランディ)・ウォーレンを救うため、王国の艦隊もまたこの宙域に向かいつつある。それは報道関係者がディオニクスの腐敗を暴くために取材もしていた。

 ザンジバルでは制御室の位置が判明し、灼熱の動力炉から小型艇で乗り移ろうとしていた。その頃、機械との感応力などを持つ「シャドー」と呼ばれる子供たちの力が急激に無くなっていくという事態が起こる。それはいくつかの作戦に支障をきたすことになった。

 戦場からはとにかく脱出しようというものも存在しないわけではない。そんな者が同乗者や荷物などを募ったところ、それに応じたのはコンラッド王国艦であった。彼はオーディンにいるディにメッセージテープをわたし、一緒に逃げ出すよう求めてきた。ディを祭り上げて王国の代表として行動させることが加勢の条件、ということだ。ディはここで戦う仲間より、将来的に革命を成し遂げることを選んだ。躍らされるのを承知で、その上で腐敗した貴族をも倒すために。

 ディオニクス艦隊の旗艦バロッサへ挑んだ白兵戦は、オーディーンを預かった元Large艦長キースのすぐ隣りへのフォールドなどという大胆な戦法もあり、ブリッジを制圧することにも成功する。そのころ、ザンジバルの制御コンピューターは奇跡的に一時だけ戻ったシャドーの力により「付近の船の全滅」という命令を実行に移した。

 全てが破壊された後、残ったのは機能を停止したザンジバルだった。それもまた動く事はないだろう。小型艇などで脱出できた者も多かったようだが、脱出したバロッサの中にエーリッヒの姿はなかったという。

 ディオニクスの起こした事件は報道され、世論や軍関係も動き出している。また、トレラディンではディが帰還、英雄扱いとなり議会派を圧倒し始めた。だが、今まで彼と戦ったトレラディンレジスタンスは、一人で帰ってきた彼には、当面協力の姿勢を見せていない。


 オリークはどうもほぼ唯一「逃げる」を選んだようです。おかげで王国から依頼を受けることができました。

 B1の方には貧困から成り上がったエーリッヒの過去なども書かれていました。どうもエーリッヒの失脚は時間の問題だったのかも。

2000,01,10

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第8回B1
「破壊船」
担当:三日月愁マスター

 暴走を続ける連合条約駆逐艦Largeの事件は、脱出していった民間人の通報により軍のイカルス司令部に伝わることになる。そして軍はLargeの乗組員救出と、Largeの破壊に動き出した。そもそもLargeはディオニクス社が建造し、性能テストと実戦データの収拾、ついでにイヴのデータを持ち出したフリントの捜索のつもりで軍に提供していたようだ。

 Largeが建造された目的は要塞ザンジバルの破壊である。正確にはLargeがザンジバル自爆の起動キーとなるのだ。そのザンジバルは目的であるイヴのデータを、それが存在した惑星アダムと共に破壊して、現在は防御壁を降ろしている。その中にはまだ何人かが取り残されており、制御系が押さえられたザンジバルからの脱出はダストシュートを使うという手段しか見当たらなかった。それは途中でワイヤーに引っかかる人間もいたものの、数人は成功した。

 トレラディン・レジスタンスの船オーディーンにもLargeを脱出した民間人がやってきて、Largeがザンジバルを破壊する船だと知られることになる。リーダーのディはLargeの乗組員を救うことを優先することを決定した。また、ザンジバル内部にいる人間を救いたい人間もここには多い。また、このディオニクス社の陰謀を中継放送しようと試みた人々もいたが、上層部からの圧力により断念することを迫られていた。

 オーディーンはLargeに追いつき、攻撃をかいくぐりドッキングに成功する。そして乗組員はオーディーンに乗り移ることができたが、Largeの暴走は止まっていない。それをなんとかしたのは、3トン爆弾を積んだ民間船がつっこんでもろともに爆発させたことだった。乗組員は事前脱出していたが。また、ザンジバルからもまた何人かは脱出している。

 ボロボロになった一同の前に現われたのは連合条約軍の艦隊であった。それは全てがディオニクスの建造した船であり、事実上ディオニクスの艦隊であろう。事実、旗艦のブリッジにはディオニクス社社長エーリッヒの姿もあった。


 オリークはLargeを止める手段がないかと、同じ時に武器を運んだオーディーンへ。でも何ともないんだって。では、あの武器は何だったんだろう? 単に陽動だったのかな。

 B2ではコルディアマフィアの船に間違って乗り込んだ人々がその船を占拠するまでや、エーリッヒの記者会見での告発などが書かれています。しかし枚数にして半分以下。ちょっとバランス悪いですね。

1999,12,6

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第8回A1
「運命との決別」
担当:佐々木眞成マスター

 「シャドー」の力を持つ子供たちは、その力で「ゴースト」と戦い、殺してしまったことに心を痛めていた。子供たちは本質的にシャドーとゴーストは対立する存在であるのを感じ、その宿命に疑問を感じている。その力は「導くもの」から引き出されたもので、それがなくなれば力も、宿命も無くなるだろうという意見も出ている。

 「0号遺跡」の時間間通信機「エピキオニア」は、それを使うことで「導くもの」に干渉し、時間の輪を抜け出し、人類滅亡を避けようという計画が立てられていた。発案者は優越人間であると思われるショーン・ハサウェルである。だが彼女の計画には危険がともない過ぎるとして反対するものも多い。彼女の動機が繰り返しの歴史を見せられた「退屈しのぎ」であると思われるのもそれに拍車をかけている。だが、セステバ長老を味方につけ、ハサウェルも財団会長であることから計画はどんどん進められている。

 そして行われた「導くもの」との接続実験中、何者かが回線に侵入してきた。データを解析した結果、それは「戦え。そして私を壊せ」というメッセージであるとされた。

 そのメッセージは子供たちも受け取っていた。彼らは「戦え」というのは運命と戦えということであると感じていた。

 ショーン・ハサウェルはプログラムを残し、財団会長としての仕事に出かけていった。どうも「高見の見物」を決め込むつもりのようだ。だが、セステバが主導で行われた作業では理論通りに数値が上がっていかない。もしかしたら何者かが妨害しているのではとさえ疑っているようだ。そして、「導くもの」が完全起動しようとしているのが原因と思われる現象が観測されるようになる。太陽系はGフィールドで覆われてエピキオニアの過去への通信も使えなくなり、Gフィールド内部で反射する閉曲線を作ることで0時間演算を行なおうという修正がはじまった。これで「導くもの」の位置は特定出来るかもしれない。そうして「超巨人」を送り込んで止めることが計画されている。


 今回は今までのA3に当たる部分をこちらの方にも描写しているということです。ディロスは最急進派として行動。間違ったことは言っていないと思うんだけどね。

1999,12,4

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第7回A1
「災厄の始まり」
担当:佐々木眞成マスター

 時間間通信機「エピキオニア」は、それを開発したチームにより、彼らの時代(以後α時間)に固定して接続されていた。だが、α時間から500年ほどあと(以後β時間)から新たな通信が入る。そのデータを使えばβ時間に接続が可能だ。そして、物別れに終ったα時間との会談の後、予定された期日に通信が繋がらなかったこともあり、β時間への接続が決定された。

 β時間から通信を送っていたのはα時間でオペレータとされていたチャーミーという青年である。500年という時間を過ぎている事もあり、AIではとの推測もされたが、本人にいわせると人工精神体、タマシイのようなものだという。

 チャーミーが語ったことによるとα時間のチームが連絡を打切ったのは、この時代の人間による時間の輪の破壊を懸念してであり、感情的なものではなかったという。エピキオニア自身も封印され、チャーミーも共に眠っていた。その封印が解かれ、この時代まで持つような改修がなされたのは、アーケイディア星から帰還した人々が「導くもの」を建造する技術を持ち帰ると同時に、宇宙に広がる強き知的生命体の可能性を模索からだという。それは彼らが厳選した生命情報の詰まったカプセルを銀河に送り出すという形で実現され、地球やパプテスマでの生命進化に影響を与えたという。その成果を確認するために「エピキオニア」が使われたのだ。この成果は広く公表され、結果、彼らの遺跡から人類に関する「予言」が多数見つかることになったのだという。

 休憩を挟んで閉時間曲線、C.T.C.についての質疑が行われた。「導くもの」は混血プロゴノスの意識集合体であり、実は人類の意識集合体ともいえるという。それはCY5000年、人類が滅亡する時に開かれる超空間を抜け、時間曲線の始まりに乗った人類が「元祖クレギオン」であり、彼らと交わった混血プロゴノスには、やはり人類の血も流れているからである。C.T.C.の理論確定には「エピキオニア」が使われており、その存在は認めざるをえない。だが、C.T.C.を破壊しかねない動きについては「導くもの」が干渉を行なう。そのエネルギーはこの太陽系全体から得ており、先ごろの地震もその影響だという。また、ギガマスカーやゴースト、シャドー、も「導くもの」の干渉によるようだ。

 そして、このことを成立させるために、人類はきっちりCY5000年に滅亡しなくてはならない。それより早くても、遅くてもいけないのだ。その為に「導くもの」は干渉している。

 だが、ポールクレール開発からのエージェントで、現在は財団会長でもあるショーン・ハサウェルはC.T.C.から離脱する解を導く可能性を示唆する。膨大な量になるであろう計算も、エピキオニアを利用すれば0時間で(データを受け取る人間にとってはだが)得ることができる。そしてそれは実行しようという人々と、ロニエス教授を中心とする反対派との対立を産んだ。だが状況は圧倒的に実行派優勢で、すでに作業も開始されている。


 ディロスはあんまり役に立ってませんね。時々解説入れてるぐらいかな。一応いろいろやって見たがる派閥に分類されているようです。

1999,11,8

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第7回B2
「最後に笑う者」
担当:三日月愁マスター

 原因不明の暴走をはじめた連合条約駆逐艦Large。内部のシステムも使用不能になった乗組員はドッキングしていた密輸船のシステムを使おうとするが、持ち主に法外な要求を突きつけられる。結局軍人ではない部外者が脅迫して一緒に船に乗り込んだものの、外部への連絡をとらずに強引にドッキングを解除して逃げていった。

 結局内部の人間は強引にハッチを爆破して小型艇で脱出し、救助を求める事になる。それは様々なトラブルに遭いつつも偶然にも助けられてなんとか成功した。

 惑星破壊兵器ザンジバルは「イヴ」の存在する惑星アダムに向かっている。もっとも目立たないように進んでいるので時間はかかりそうだ。その間になんとか止めようとする人々も活動する。ファキーサ太陽系の惑星ウルフェンにはザンジバルのサブコンピューターが存在し、そこを手に入れる事には成功している。

 ザンジバルの中でも止めようという活動は行われている。だが、制御機構はメインとサブのコンピューターのみであり、それをなんとかしないとどうしようもないようだ。逆にいえばそれさえ押さえればザンジバルは単なる小惑星という事である。そして妨害する者との戦闘もあったが、メインコンピュータは破壊された。

 惑星アダムにはイヴを求めてきたトレラディン・レジスタンスのリーダーもいた。彼らは対立するマフィアに囲まれていたのだが、なんとか救援は間に合ったようだ。しかし、その上空にはザンジバルが出現、攻撃を開始した。

 ディオニクス社の若き社長エーリッヒの元にはサブコンピューターに工作をした面々が訪れていた。彼はザンジバルのサブコンピューターに自壊プログラムを仕掛け、それを起動させるパスワードを取り引き材料にしようとした。それはイヴの破壊はさせるが、ザンジバルも破壊しようということであったのだが、もともとザンジバルはイヴの破壊のためだけに作られ、破壊手段も用意してあったのだ。それがLargeであり、その手段は動力部にドッキングして自爆するのだが。そして交渉のためにサブコンピュータが生かされていた事で惑星アダムは崩壊していく。そこにいた者達はともかく避難するが、地割れに飲まれた者、間違ってマフィアの船に乗り込んだ者もいたようだ。


 オリークは無茶な取り引きした密輸船船長。「設備を貸すから、ガードしろ」ってのはやっぱ軍人さんのプライドにふれましたね(^_^;)。あ〜、楽しい。素直に貸したらLargeを止められたかはわからないけど、結局向こうのプライドが可能性を一つつぶしたんだよね。

1999,11,6

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第6回A1
「干渉要因を探る」
担当:佐々木眞成マスター

 地震でデータのかなりが失われた事で、時間間通信機「エピキオニア」はまだ音声通信しか回復していない。スタッフの中には、歴史を変えようと試みたことで「修正しようとする意思」が介入したのではないかと考えるものもいて、それが「神」ではないかとビフレスト派の教会へ司祭の意見を聞きに行くものもあった。その司祭ジェレマイヤは「導くもの」がそうではないかと語る。それは「人の意識の複合体」であり、そう考えると「エピキオニア」が建造された当時には「人類」が存在していないから、干渉できないという事で一応の説明がつくのだった。

 また、古代遺跡から現代に対する「予言」が多数見つかっているが、その年代は必ずしも一致してはいない。しかし古代プロゴノスの技術は時間凍結や物体再構成なども可能であったようで、発掘された年代はあまりアテにはならないということになっている。時間が輪になっているとしないとエピキオニアの説明は出来ないのだが、それが完全に閉じた輪であるのかも確定は出来ない。また、先の地震についても「普通ではない」という地質学者もいるが、データ測定では確定できない範囲のものであった。

 研究チームはエスラトニッツ財団のトップが変った事で微妙な立場にあった。新たな代表であるポールクレールからのショーン・ハサウェル女史は役員会への働きかけを約束するが、見返りとして要求したのは自分の遺跡への立ち入りだった。彼女の出席の元で行われた会議では過去の「エウター」チームに対し、エピキオニアの自由使用を申し入れる事が決められた。

 そして行われた交信では、エウターチームは「予言」の災厄を避けようという彼らの考えに難色を示す。時間の輪を壊しかねない事であるというのがその理由だ。意見は平行線を辿り、何度かの交信で次第に関係は険悪となっていく。

 そんな時、「エピキオニア」にエウターの時代からおよそ500年後からのアクセスがあった。発信者は「エウター」チームのオペレーター、チャーミー。彼は今まで画面に出て来ていなく、AIではないかとの推測がされた。彼の送ってきたデータを元に調整すれば、今まで固定されていたエウターの時代と別に500年後とも回線が繋がるようだ。


 ディロスは役員会と交渉しようかとしてましたが、役員会に必要なのは内容じゃなくて、チームの立場というようなものだったようで。あとはちょっと説明役に。

 Aブランチ、例によって6までですがちょっと読んでいられませんね。

1999,10,9

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第6回B3
「ザンジバル」
担当:三日月愁マスター

 重要な意味を持つという「イヴ」のデータはマフィア達も狙っているが、手には入っていない。また、「ザンジバル」の元に向かおうという面々もいた。ザンジバルの起動には「マリコ」という少女の身体データがパスワードとして必要であり、そのマリコもザンジバルを破壊するために向かおうとしていた。

 トレラディンのレジスタンス、ディは不在であるが、街の人間達は心中では応援しているようだ。もっとも実際に援助をしている現政府の手前、おおっぴらな活動は望めない。

 連合条約軍の軍艦Largeにはアヤシイ武器が運び込まれていた。運んで来た密輸屋は仕入先を話そうとはしなかったが、問い詰められると「連合条約軍の極秘の援助」だと答えた。そしてそのことは乗組員に「まだ軍に見放されていない」との気持ちを芽生えさせ、独断専行が多かった艦長のキースは軟禁されるということになってしまう。

 アステロイドではザンジバルを探す者達がいた。そして発見されたザンジバルらしい小惑星は2km以上はあろうかという大型の物だった。設計図を元に侵入しようとしたマリコ達だが、ディオニクス社の襲撃を受ける。攻撃はなんとか退けるが、その間に先にディオニクスの人間が侵入する。そしてマリコのクローン、サーシャによりザンジバルは起動した。そしてディオニクスの社長エーリッヒは惑星「アダム」にある「イヴ」の、惑星もろともの破壊を指示した。

 その頃Largeは暴走を始めていた。内部から船自身がロックされ、回線も切断されてしまうのだ。また、ザンジバルでもポールクレールの工作員がイヴの破壊を防ごうと行動。サーシャを作ったグレン博士は殺され、サーシャは逃亡する。だが、既にプログラムは作動していて変更できない。工作員のレオンはザンジバルを止めるという名目の元、ガーダー達にディオニクスの施設の襲撃を依頼する。一方でガーダー協会ではディオニクスからの施設防衛の依頼を受けていた。

 暴走中のLargeはザンジバルのコースをたどるように進んでいた。内部の者にはそれを知る手段は無いのであるが。その目的地である惑星アダムの地下にはディ達が閉じ込められている。そしてレオンは表の顔、ウォンロウとしてエーリッヒに連絡をとり、漁夫の利を狙っていた。


 オリークは武器を運んでた密輸屋。なんかとんでもない事に巻き込まれてますが。だいたいメインで描写されたこっちの行動はアクションになかった事だぞ(^_^;)。あと、「イヴ」というのは連合条約の崩壊が予言された遺跡で、これが事実となると連合条約を後ろ楯とするディオニクスには都合が悪い、ということです。

 ところで、今回の「マスターより」で「ダブルアクション禁止」という話になってましたが・・・。前回のオリークみたいに「Largeとオーディーンに武器を売る」なんて、ターゲットが二つある場合はどうせいって言うんでしょね。

1999,10,9

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第5回A1
「閉時間的曲線」
担当:佐々木眞成マスター

 時間間通信機「エピキオニア」が発見された、通称「0号遺跡」。起動に成功し、過去との通信が何度か行われていたのだが、地震により地上との通路が塞がり、孤立してしまう。地上でも救助活動は行われていたのだが、地震で被害を受けたのは地上も同様であり、ここだけに人員を割くわけにもいかなかった。

 そのエピキオニアのある地下千数百メートルでは、閉じこめられたとはいえ皆なかなか冷静であった。だが食料や空気は10日分ほどは確保されているとはいえ、ケガ人の手当ては応急的なものしか出来ないのでのんびりしているわけにもいかない。

 エピキオニア自体には損傷はなく作動は可能なようで、「未来の自分達が何らかの手を打ったのではないか」との予想を立てるものもいる。試しに聞いてみると「食糧の備蓄を増やすように」というメッセージで切り替えたという事があったようだ。これを自分達が助かるからだと楽観視するものもいるが、エピキオニア自体についての疑問は深まる。理論上は未来へしかメッセージを送れないはずだが、過去とのやり取りが成り立つのは時間が閉じた環状になっているからなのか。それでは未来を変化させることはできないのか。その疑問にはまだ答えは出ない。

 地上でも機材の手配などは進んでいる。そしてその機材を用立てたのはポールクレール開発であり、そのエージェントのショーン・ハサウェルはエスラトニッツ財団の新たな会長に就任した。これはここしばらくの役員達との接触工作によるものと思われ、ディオニクス社は出し抜かれる形となった。

 機材が届いた結果、レスキュー隊は地下制御室まで到達することができた。時間軸に影響を与えようという実験の直後の地震に「なにかの意思が関っているのでは」と漏らすものもいたが、それは既に科学というより神の領域であろう。そして修復作業も進んでいくが、エピキオニア自体はともかくこちらで設置した制御装置は復旧に手間取り、音声回路を回復させるのも精一杯であった。なんでも過去の世界では地震などという物がなく、エウターチームも連絡できなかったことを心配していたらしい。

 また、ギガース島の遺跡から発見された記憶媒体を解読したところ、日時の特定こそ出来ないが「ザナドゥに災厄が訪れる」という、エウターチームの誰かの物らしい日記があった。また、遺跡の責任者のセステバが思い出したことがある。それは彼の名前は出自不明の古い名簿から採られたもので、今になって確認してみると、その名簿にある名前はこの遺跡の人間を余さず記していた。


 ディロスは楽観的になってる人間です。「過去に助けを求める」ではなくて「未来の自分達が助ける」ということにしたのがちょっと変っていたかな? 

 Aブランチはちょっとリンクが多くなって来たようです。とはいえ全部は読んでいないんですが。これだけ量があるとさすがにリンクがあるか探すために読むほど気力が出ませんね。

1999,9,4

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第5回B2
「それぞれの思惑」
担当:三日月愁マスター

 非合法の改造屋、クーロン・マジックでは、命令違反を犯して海賊退治に乗り出した連合条約軍の駆逐艦Largeの修理を引き受けようといってきた。艦長のキースはありがたいと感じつつも、大変な事件に巻き込まれたことは感じていた。

 壊滅した海賊マン・イータ−の残党にはレジスタンスに協力しないかとの申し出をした者がいる。彼らは渋っていたが「敵が同じなら」と協力を受け入れる。

 密輸船船長達も様々な考えで行動している。ディオニクス社のエーリッヒに取り入ることを目論むもの、レジスタンスが守ろうという難民のために物資を運ぶもの、ギルドの資金のため株に手を出すもの。そして「イヴ」のデータのオークションで大儲けを狙うものなどもいる。

 そのデータの片方を持つのはレジスタンスのリーダー、ディである。彼はかつてフリントがそのデータを運ぶことを知り、先回りして捕え、宇宙に放り出した上で海賊の仕業であるように擬装した。もしこれが知れたら海賊の残党も協力しようとは言わないだろう。

 エーリッヒとの会談は険悪な雰囲気の中で進んだ。その中でエーリッヒが語ったのは「イヴ」のデータはディオニクスが進めているワルーンとコルディアの航路をひらくアンヴィル計画を根本から覆す可能性を持つものだということだった。エーリッヒは計画が成功すれば経済的に大きな利益となり、戦争する必要もなくなるという。

 ポールクレール開発もこの交渉には注目している。その為付近を武装艦で航行していたのだが、たまたま見つけた密輸船と戦闘に入る。その船にポールクレールのエージェントの生き残り、パメラが乗っていることを知った彼女の元上司、ノエマは彼女が裏切った者と思い、さらに激しい攻撃を仕掛けるが援軍が到着したことで密輸船は逃げ延びた。

 ディは結局エーリッヒにデータを渡すことを拒んだ。エーリッヒは彼の勇気を称え、データに頼らないで戦争を終らせる力があることを望むという。そうして会談は終ったが、エーリッヒはレジスタンスの船オーディーンとLargeに向けての工作を開始していた。


 オリークはエーリッヒに交渉持ちかけ、工作のためのブツを運ぶのを依頼されてます。さ〜て、どうしようかなっと。なにしろ他のプレイヤーさんもこの情報知ってるんだもんね。しかしエーリッヒ側につくってのは下手すりゃこいつだけなのかな?

 三日月マスター、ネット環境あるようですね。パスポートに前回のマッハの件について、ネットで言いふらしてましたね、って。オリークをイジメる・・とはしません、とあったけどイジメルなら望むところだいっ!

1999,9,4

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第4回A1
「因果律干渉実験」
担当:佐々木眞成マスター

 時間間通信機「エピキオニア」は30億年ほど過去と思われる時代に作成され、今はその時代と繋がって固定されている。その過去の時代のエピキオニアにプレートを取りつけてもらい、こちらの時代での変化を観測するという実験の準備として、非破壊検査装置による調査が行われていた。その一方ではそのことによる結果がとんでもないことになるのではと危惧する声も上がっている。

 月に数度の過去の人々、エピキオニア開発チーム「エウター」との打ち合わせの際、ある者はあえて、「彼らの時代の戦争は数こそ少ないが、徹底的な殲滅戦ではないか」と問い掛ける。それには彼らもあまり触れたくはない様子だったが、帰って来た返事は次のような物だった。もともと感応力に優れたプロゴノスと、闊達で、攻撃的精神も強い「元祖」クレギオン。その混血である彼らは、相手が相容れない存在であることも容易にわかってしまい、誤解による戦争こそ回避できるものの、いったん起こった争いでは歯止めが効かないらしい。もっとも彼らもそのバイタリティこそが進歩の元であるとも感じ、「現代」の人間は「元祖」クレギオンと似ていると感じていた。

 そして次の起動実験では、ギガース等で見つかった「巨人」ギガマスカーの写真を見せたものがあった。それは彼らの時代の万能デバイス、パワーローダーのような存在で、兵器としても使われたこともあるが基本的には純真無垢な心を持たせてあるということだ。もっとも彼らの知るものより洗練された、より新しいものではないかとの感想だった。また、彼らはこれ以上宇宙に進出することは種として拡散し過ぎるとの見解であり、滅びを遅らせる手段としてエピキオニアが使えるかもしれないとのことであった。

 エピキオニアをめぐってはいろいろなグループも密かに関心を寄せているが、最近その動きが見にくくなっている。それは関心を無くしたのか、既に準備がかなりの段階まで進んでいるのか。それはよくわからない。また、世間には過去の遺跡から発見されたという、現代に関しての「預言」が広まって話題をよんでいた。これはエピキオニアが存在するとなれば可能性としてはあるのだが、それにしては数が多い。過去の人々が現代について関心を持つような事があったのか。それもまた謎である。

 その後行われた実験では、最初発見されなかったプレートが、データの精密検査の結果痕跡が発見されるという結果になった。そのデータは2日前に測定されたものであり「変化が起きた」とは言いがたい。この事は考察にさらなる混乱をうむことになる。

 そして大きな地震が起き、0号遺跡は地上と切り離され、孤立することになる。遺跡には2週間ほどの備えがあるが、機材の手配もままならず、予断は許されない。


 ディロスはちょっとアブナイ質問した張本人。「致命的なことになるまえに限界を知っておく」というので、こちらとしては直接「相手にとってのタブー」を質問しようと思ってたんですが、まわりくどいことしてましたね。まああちらの機嫌は多少損ねたかもしれないけど、情報引き出す役には立ったかな。

1999,8,7

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第4回B1
「Meaning of life」
担当:三日月愁マスター

 非合法の改造屋、クーロン・マジックにはトレラディン・レジスタンスのディ・ウォーレンの船を連合条約の軍艦に擬装しようというやり取りが行われていた。正直とてもレジスタンスとは思えない注文であるが、ディは「入金のアテはある」という。彼については反政府の王国支持者ではないかとの噂も流れていた。

 ガーダーチームのほうもいろいろと大変である。あるチームは海賊とやり合う際に非合法の輸送船(いわゆる密輸船)を使い、その船の修理費を協会に回されたり、そのことをネタに密輸船船長が強気な交渉をしたりという事があってすっかり立場を無くしていた。そしてそのこともあってチーム同士にも不協和音が聞こえてくる。

 密輸船船長達は取り締まりの強化や大手が裏からの仕事を始めたことで仕事が減り、ギルドを作って対抗しようと集まりつつある。また、そうと知らずに盗品を扱った事で海賊の容疑を受けて捕えられている仲間を助けようと動いている物達もいる。なにしろもともとおおっぴらにできない商売とあって疑いを晴らすのは容易ではない。彼らは本物の海賊の情報を調べ、それを連合条約軍の駆逐艦Largeに流して真犯人を捕まえさせることで疑いを晴らそうとしていた。

 ディは「人の命がかかっている」と船を使うのを了承した。彼に案内されてやって来たドックにあったのはトレラディン王家、国王陛下の護衛艦「オーディーン」であった。密輸船船長達が危険を冒して食料などを運び、飢えた人々を救っていることはかなりの好印象を与えているらしい。彼らは改装が済むとマンイータ−の本拠地に向かう。

 海賊に捕えられたガーダーもいる。彼の仲間は「対立する海賊の首領、JJを殺すこと」を要求された。それに対し、JJに「死亡したと擬装の発表」を頼んだが、あっさり断られた。その依頼をした海賊「マンイータ−」の本拠地にはクーロン・マジックの船が入港していた。表向きは依頼を受けるため、実際はスタッフに紛れてガーダー達工作員をまぎれこませる事である。彼らは海賊船をエンジンのみ強化し、あとはロクに役に立たないように改造した。

 様々な勢力が狙っている「イヴ」のデータは、関係者がほとんど死亡・・・おそらくは殺害された事で調査がむつかしい。関りのあると思われるディオニクス社の専務もほとんど何も知らず、とても役に立つ人物ではなさそうだ。

 改造の終った海賊船のテスト航行中、ディの擬装軍艦が襲い掛かる。武器が使えない海賊船に、乗り組んでいた者もあってあっさりと主導権を握るが、そこに予想外の武装船が出現。双方の船に攻撃をはじめる。武装船はどうやらポールクレールのもので、やはり「イヴ」のデータを狙っているらしい。戦闘は海賊船が使い物にならない事で圧倒的に劣勢である。

 事態が変化したのはLargeが到着した事による。本物の最新鋭軍艦が現れたことで武装艦は退却する。密輸船船長達は海賊をLargeに任せようとするが、現れた他の連合条約軍艦はLaegeに砲撃を浴びせる。最近の艦長キースの独断が疑いをよび、ともに海賊船として沈めようというつもりのようだ。仲間に攻撃できないキースは思い切った攻撃が出来ず、海賊船は特攻をし、轟沈する。そしてオーディーンのディは、自分が持つ「イヴ」のデータを持っている事を明かす。そのことで戦闘は終り、密輸船船長も解放されるだろう。


 オリークはガーダー協会に脅迫じみたやり取りしかけた張本人。ほぼプロット通りをゴシックで書かれちゃった。マスターあんまり好意的とは思えないな。私信で批判的な感想書いたのも影響してるかな? ま、それはそれでいいや。

 それはともかく、今回SFとしては致命的な箇所が。宇宙空間の戦闘で、ミサイルのスピードがマッハ6。「マッハ」ってのは「音速の何倍か」であり、音速が変化すると実際の速度は変るんです。で、宇宙空間での音速は当然「ゼロ」。ゼロの六倍は・・・やっぱりゼロですね。スピードゼロのミサイルはいくら待っても届きませんねぇ(^_^;)。

1999,8,7

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第3回A1
「アーケイディア伝説の真相」
担当:佐々木眞成マスター

 惑星ザナドゥで遺跡調査に力を注ぐエスラトニッツ財団は過去、ディオニクス社との繋がりが深かったが、最近は「ポールクレール開発」のショーン・ハサウェルの売り込み活動が激しくなってきている。

 そのポールクレールも興味を持っていると思われる「0号遺跡」は作動に成功し、時間を越えた通信をおこなえる装置であることがわかっている。その開発者チーム「エウター」による30数億年の過去からの通信は時間を同調して固定され、相互に情報を検証している状態であった。だが、動力となるテルモナイトは稀少物質であり、実験は週に一度、数時間程度しかおこなえない現状である。

 遺跡の警護については財団の警備陣だけではなく、軍の力も借りての強化が行われている。これは最近の産業スパイというレベルにとどまらないテロ活動などを警戒してのことだ。

 「エピキオニア」と呼ばれる通信装置の4度目になる起動の前にもいろいろと考察は進められている。その中で不安なのは、「現在の自分」達に「未来の自分」からの通信が無いことである。これは自分達が自由に使えるようになるまでに、装置が使用不能になるということなのだろうか・・・

 そして「エウター」から聞かされた、彼らの知る歴史。アーケイディア星に誕生した彼らプロゴノスは順調に発展して版図を銀河に広げたが、人類より穏やかな彼らでも戦争は避けられなかった。平穏が訪れたのは「エキガデアス」、彼らの言葉で「小さな神」を表す意識体が完成してからであった。人々は「エキガデアス」に同調し、平穏な・・・本当に「なにもない」時期が続いた。変革が訪れたのは、彼らの言葉で「変人」を意味する「クレギオン」と呼ばれた闖入者によるものだった。「クレギオン」は何もしないプロゴノスは生きていると言えるのかとの問いを投げかけ、それはまやかしであると説いた。それに同調して「エキガデアス」との接続を断ち、「クレギオン」達と混血したのがザナドゥに移動した彼らの先祖である、というのが彼らの時代の一般的解釈である。が、彼ら「エウター」の一派は、アーケイディアを離れたのは平穏の誘惑を断ち切るためで、残されたものはより統合を進めて他者を排除する閉じた世界をつくったという

 その後も軍による警備の強化は進み、同時に施設の充実が計られている。これは出入りをできるだけ減らしても負担を与えないようにとのことからだ。そんななか、ポールクレール開発の接触もますます広がっているようである。

 そして時間の因果律に対する実験として、過去の「エピキオニア」にプレートを取りつけるという提案がなされた。それはエウターも同意し、次回の起動時には確認が出来るだろう。一方で軍関係者は時間を越えた通信が軍事利用された場合の可能性に不安を持っていた。


 ディロスはだんだんアヤシクなっていい感じ(^_^;)。「エピキオニア」の技術を商業利用出来ないかと画策してます。ある意味とっても行動的。

 Aは6までで、いつものように2が「巨人」の伝説のある島での調査団やトレジャーハンターの話。3が学園の小学部の話。4が入港してきたコルディア軍艦隊の話。5と6がそれぞれコルディアと連合条約側の傭兵団の話のようですが、まだ全部は読んでいません(^_^;)。

1999,7,5

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第3回B2
「企む人々(2)」
担当:三日月愁マスター

 ディオニクス社、エーリッヒの親善パーティー(偽善パーティーと評するものもいるが)では、エーリッヒのイメージを高めるような演出がなされていて、それは充分な効果を上げている。

 トレラディン・レジスタンスに武器を供給していた密輸業者達もいたが、レジスタンス側は「兵器」と呼べるレベルのものまでも注文している。だが、密輸船を取り締まる連合条約軍艦「Large」は積み荷も確かめない強引ともいえる捕獲が行われていた。

 密輸船を襲って連合条約軍に捕まり、病院送りになっていたせいで「処分」を免れていた武装船の乗組員、パメラは助け出された。そして、フリントはディオニクス社からデータの運搬を依頼されていたが、彼女のボスであるポールクレールのレオンに買収されてデータの横流しをしようとしたところを海賊に襲われたらしいということだった。彼女らが密輸船を襲撃したのはそのデータに関係があるのかもしれないと考えたかららしい。彼女の奪取には「Large」艦長のキースも加わっていたが、深読みした揚げ句がデータの奪い合いということで落胆していた。

 武器を密輸していた船長たちは、何故かあっさりと見つかって捕まっていた。実は彼らが扱っていた武器は軍の輸送船から強奪されたもので、探知機がしかけてあったのだ。彼らには海賊行為の疑いもかけられている。海賊でないことの証明をおこなえない限りは海賊として刑が執行されるだろう。

 「マリコ」の育った孤児院を訪れたものが聞いた話では、彼女はシャドーの力の研究のために一時期軍の研究所にいた事があるらしい。また、彼女の養父になろうと申し出たものはディオニクス社の社員であったらしい。が、引き取りに来たのは代理人の東洋人で、ウォン・ロウと名乗っていたという。そして子供たちの話では、マリコは戻ってきた時には研究所の記憶が1年分、丸々なかったらしいということだ。そして、最近子供の一人が誰かに連れ去られているらしいが、孤児院では脱走したのではと思っているようだ。

 海賊船は相変わらず活動している。が、その中では分裂もあるようだ。捕まったガーダーに「仲間の命」を報酬に依頼してきた内容は「自分たちを切り捨てたジャン・ジャック(JJ)を殺せ」というものだった。JJはディオニクスと繋がりがあり、フリントの船を海賊が襲ったことで、疑いを晴らそうと一部を切り捨てたらしい。

 ハードレーの「難民収容所」の叛乱騒動はガーダー達も加わった援軍のおかげで難民側に軍配が上がった。収容所での人権侵害はジャーナリストの知るところとなり、やがては公表されるだろう。だが、難民の中にいたマリコはやってきたウォンが孤児院の仲間を人質にしていたこともあり、彼に連れ去られる。

 ディオニクス社のことを探っていたものは、オルディという男に襲われた。それはなんとかして逆に捕えたのだが、彼はディオニクスが絡んだプロジェクトに参加したおかげで狙われているという。それは「ザンジバル」という要塞の建造に関るもので、同じ仲間は転勤先で「事故」により死亡したという。彼はたまたま同姓同名のものがいた事でそれを免れたが、既に気づかれているらしい。そしてオルディを捕えた者の同僚はJJファミリーに捕えられ、引き換えにオルディを要求された。その場所はギリシャムの造船工場・・・ディオニクスのプロジェクトで、要塞に関らなかったものの転勤先である。


 オリークは「ガーダーチームの運搬」やってます。ついでに海賊との戦闘も(^_^;)。ハードレー方面のアクションかけたのになぁ。まあ「ガーダーが加わってるなら」でかけたアクションだし、そっちメインでとられたかも。

 三日月マスター、場面転換が多いです。読んでる最中は面白いんだけど、いざ要約しようとすると情報がコマ切れになってるんです。やりにくいよ〜(;_;)。とりあえずカットしといた場面が、あとから重要とわかったりして。

1999,7,3

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第2回A1
「エピキオニア」
担当:佐々木眞成マスター

 「エウターのブラザッド」からのメッセージを受け取った「通信機らしき物」。だが実験用のテルモナイトは量が少なく、メッセージはそこで途絶えてしまった。

 スタッフはいろいろな考察をめぐらせていた。原理としてはフォールド力場を利用して高次空間に電波を通すというものらしいが、それとて仮説である。今はただデータの解析と検証に励むしかない。

 仮説というなら時間を超えた通信との話も出ている。しかしそれは現在の理論では不可能とされているもので、実験すらされたことはない。常識派の一人はそれを証明しようとデータ解析に取り掛かる。

 この、通称「0号遺跡」にはディオニクス社の若き代表エーリッヒ・ヴィッテンベルグも興味をもっており、何名かの学者が派遣されている。その進捗状況を訊ねにきたスタッフがいたが、まだ彼らも報告するほどの情報はつかんでいない。

 過去のデータと照らし合わせて状況を把握しようとするものもいるが、やはり成果は上がらない。ザナドゥの古代人、プロゴノスの記憶媒体も見つかってはいるのだが、それの解析も十分に進んでいるとは言いがたいのである。ただ、そちらの方は見通しがついてきたというところだ。

 テルモナイトの調達は順調に進んだ。ポールクレール開発が破格の値段をつけたのだ。もっともあまりに怪しい条件に最終的に選ばれたのはワルーン商人であったが、このおかげでかなり安価に手に入っている。

 「通信機らしき物」自体を調べたところ、本体側には翻訳機能も擬似人格も無いようだ。少なくともどこかと通信していたのは間違い無い。もしかしたら高次空間に何かを記録しているかもしれないが、それもまだ仮説だ。

 再度の起動実験の日までにはいろいろな調査がなされていた。中間発表ではメッセージの映像、言語はプロゴノスのものと一致すること、「エウター」とは非主流派の一団だったらしいことがわかる。そしてデータ検証の結果、本当に時間を超えた通信である可能性が高いこともわかる。

 そして第2次起動実験。再び「エウターのブラザッド」に通信が繋がり、この機械が「エピキオニア」と呼ばれるもので、彼らはその開発チームだということがわかる。彼らの構成は4人、責任者のブラザッドとマフェリア、ギギ・ドリック、チャーミーということだった。彼らは時間間通信の実験のためにこれを作ったのだが、まぎれこんだデータ・・・こちらの送ったデータが興味を引いた・・・と、いうか「知らない人間に迂闊に使われては何が起こるかわからない」との心配から回線を開くことにしたのだという。あちら側の操作で時間の関係は固定され、別の時間に繋げることはできないそうだ。そしてあちらからは「エピキオニア」の検証を共同で行なおうとの申し出があった。


 ディロスはやっぱりちょこちょこ出ていますね。アクション自体は失敗なんだけど。PC中最年長ということで一応代表者みたいな扱い受けてます。別に決定権があるわけじゃなく、中間管理職という感じかな。

 Aブランチはまた6まで。前回と同じく2が「巨人」の伝説のある島での調査団やトレジャーハンターの話。3が学園の小学部の話。4が入港してきたコルディア軍艦隊の話。5と6がそれぞれコルディアと連合条約側の傭兵団の話です。

1999,6,4

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第2回B2
「宇宙へ(2)」
担当:三日月愁マスター

 連合条約軍の新型駆逐艦「ラージ」は密輸船取り締まり任務にあたっている。もっともすっかり有名になったこの船には撹乱の為の偽情報なども入ってくるのだが。その上性能などの情報も観測されて広まっている。

 密輸船の船長達に依頼をしてきた「コルトレイク商会」はいかにも怪しく、調べたものもいたのだが新興の貿易会社らしいということしかわからない。依頼された「荷物」を開封したものもいたのだが、その中身は空っぽであった。また、自らを囮として「ラージ」の目を引こうという申し出は断られる。

 行方不明のフリントの船を探して情報を求めていたものは枯れがたしかにザナドゥに立ち寄り、オーパに向かう途中で姿を消したのを確認する。その調査の最中、銃声を耳にしたガーダーは撃たれた男を見つけた。彼は「ザンジバル」「すべてはマリコが」という言葉を残した。そのマリコかどうかは定かでないが、公安官が探していた「マリコ」は難民収容星に送られたらしい。

 GIGグループ・ディオニクスの代表エーリッヒは大規模な記者会見を行なった。彼らの「アンヴィル計画」はコルディアからワルーン、んF57までの交易路を確立し、「戦争を終らせる」という。彼はここで力をつけるつもりらしい。

 コルトレイク社の仕事を引き受けた密輸船達は、武装船に襲われていた。所詮は輸送船であり状況は厳しかったのだが、結果としては「ラージ」が彼らを助ける形となる。艦長のキースはその経過に疑問を抱き、コルトレイク社のメンバーがディオニクスとつながりがあるのを知るとエーリッヒのところに乗り込んだ。もちろん否定された上に謹慎処分をくらうのだが。

 強制収容所では子供たちも含めた難民が強制労働をさせられている。マリコはその子供たちの中ではリーダー的存在になっていた。逆らうものは処刑されるような横暴な仕打ちにたまりかねた者たちはとうとう暴動を起こすこととなる。それはマリコを探しに来たガーダー達も加わり、鉱山に立てこもっての抵抗活動となる。警備隊はそれに対しガスの使用を決めた。

 フリントの船は発見されたが、本人はみつからなかった。船の様子から海賊に襲われたものと判断され、依頼主のモーガン保険会社は表向き、捜索を打切る。だが、非公開でガーダーチームにフリントの捜索依頼が改めて出された。また、コルトレイク商会は自ら運送業を始める。その実体は密輸組織というもっぱらの評判で、今までの密輸業者は仕事が激減していた。


 オリークは囮を申し出て断られてました。おかげで酷い目にはあってないです。

 ところで三日月マスター、HGシリーズは関連リアが全部(ここではB1とB2が)送られることを知らなかったそうです。で、前回はほぼ同じ内容のリアだったり、「参照用名簿」がついてたりとなってたそうです(^_^;)。今回はそれを把握したのですが・・・2リアで1セット(^_^;)。どちらも読まないとわかんない造りになっちゃってます。まあ読むけどさ(^_^;)。

1999,6,4

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第1回A1
「問いかけてきた言葉」
担当:佐々木眞成マスター

 エスラトニッツ大学の教授や高等部の学生による調査隊は、開発の途中で見つかってしまった遺跡の調査に来ていた。発掘助手をすることで単位をもらえる高等部学生は、下手な大学生よりよっぽど頼りになる存在であった。つまりは遺跡の発掘というのもよくある事態であり、この遺跡もせいぜいパプテスマ人の時代で、古代人の物とは関係なさそうだった。

 一方惑星ザナドゥのエデン市が管理する、軌道上の宇宙港プレパラダイスではコルディアの軍艦が入港するというので民間シャトルが足留めを食っていた。最近は情勢が怪しくなっており、テルモナイトも軍需品として管理されるため、個人経営的業者もいろいろ活動しているようだ。

 エデンのエスラトニッツ財団はザナドゥの遺跡の管理に力を注いでいる。科学的英雄であるマクドゥガル・エスラトニッツの活躍以来順調な発展を続けている財団だ。その活動は幅広く、ザナドゥ独自の宇宙教の一派ビフレスト派ともおおむね関係は良好である。なにしろエスラトニッツ学園出身の伝道師も多いのだ。この惑星では科学は人々に深く関わるものである。

 そのエスラトニッツ財団にはある大がかりな研究チームがある。いまだ世間に公表はされていないが、エスラトニッツ教授自身がその人生の大半を研究に費やしていたものである。それはいよいよテルモナイトを使った起動実験にかかろうかという段階であった。一方では「0号遺跡」に興味を持つ組織も存在するようだ。

 前述のチームの研究対象がその「0号遺跡」である。かつてマクドゥガルが発見し、そこから得られているという技術は軍用ビーム砲に使われる当事最先端、現在は基礎技術となり、財団の利益に貢献したとのもっぱらの噂である。だが、彼らが現在研究しているのは「通信機らしき物」であった。

 そして行われた起動実験ではおおむね予想通りの結果が得られ、こちらが知的生命体であるという証拠・・・元素周期律表などが送信された。実験の成功にホッとする一同であったが、一部がにわかに騒がしくなる。「通信機らしき物」に返信があったのだ。必死の機械の調整作業の結果、スクリーンに映し出されたのは初老の紳士の姿であった。彼は「エウターのブラザッド」と名乗り、「君達は誰かね?」と問いかけてきたが、実験用テルモナイトはそこで尽きてしまった。新たなテルモナイトを手に入れるまでは数週間。結果の考察は即日にはされなかった。


 ディロスは結構ちょこちょこ出ています。最初の発掘現場、中盤での研究チームの描写、終盤の実験シーンに登場してます。・・・テクノロジストは少なかったかな?

 なおAブランチは6まで。2が「巨人」の伝説のある島での調査団やトレジャーハンターの話。3が学園の小学部の話。4が入港してきたコルディア軍艦隊の話。5と6がそれぞれコルディアと連合条約側の傭兵団の話です。

1999,5,10

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第1回B2
「新たなる旅」
担当:三日月愁マスター

 連合条約軍、キース・ブライアン中将は新たな任務に不満だった。士官学校を首席で卒業し、数ある戦線でも成果を上げた彼に与えられたのは新型駆逐艦「ラージ」での密輸船取り締まりであった。ともかく、彼はこの任務で華々しい成果を上げて再び前線で活躍することを狙っていた。密輸をする者たちには「ラージ」の名前はすぐに広まっていった。

 また、ガーダー協会には「任務を果たしたチームのみ」に30万ポンドの賞金を払うという依頼が来ていた。仕事内容は遭難した宇宙船と乗組員の救助。船を持たない者には依頼者側で用意するし、以来の対象は全ガーダーという一風変った依頼であった。その依頼をしたのはモーガン保険相互会社というところであった。

 惑星ザナドゥ地上では最近頻繁な地震が観測されていた。いや、ザナドゥだけでなくコルディア宙域各星区で観測されている。不発弾の撤去作業中のガーダーチームも、それのせいでワイヤーから爆弾がすっぽ抜けるという事件があったのだが、幸い処理が済んでいたので爆発することはなかった。

 惑星開発を取り仕切るグループ「GIG」の新支社長はコルディア宙域の開発に意欲を燃やしていた。彼の過去の経歴は謎に包まれており、彼を追っていた記者が事故死したりしている。彼はある少女の行方を追っているようで、迷彩服の男に指示を出しているようだ。

 「特別な輸送」を行なう者たち・・・密輸船の船長たちが集まる惑星オーパの酒場「フラミンゴ」。ちょっとした騒ぎも起こりやすいこの店に、妙な依頼をする人物が現れていた。「コルトレイク商会」の身分証を持ったものが、どういうルートも使わずに直接依頼を頼んできたのだ。戦争で滅ぼされたはずのファキーサ太陽系のインドラまで荷物を運ぶこと、がその内容であった。どうやら店にいた人間は何らかの接触を受けたらしい。

 宇宙港では一人の少女がザナドゥへの密入国を狙っていた。彼女は自分が狙われているという。また、公安官は「マリコ・ザナドゥ」という少女を探していた。公安官から写真を見せられたガーダーの一人は、後に「迷彩服の男」と一緒に宇宙港にいた少女によく似ていたと思い出す。

 惑星トレラディンは現在最前線に面しており、輸入量も極端に減った。そこを狙って強行突破を計る密輸船も多いのだが、やむなく不時着することになる者もいる。

 惑星「セイラム」の「生体研究所」では所内に逃げ出した実験動物の捕獲にガーダーチームが駆り出されていた。逃げたのは「巨大な4足歩行のカマドウマ」という感じの昆虫タイプのモンスターだった。ガーダーチームは苦戦しつつもそれを倒してゆく。


 オリークは酒場でした。まあ初回はこんなものかという感じでしたね。なおこちらはB1と2。1の方も情報的にはほとんど変らず、起こった細かい事件が違うという感じですね。大きく違うのはガーダーチームの仕事がこちらは工場の消火になってます。新社長の冷酷さが出てました。

1999,5,10

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 いちおうキャラデータ出来ました。直前までどうしようか迷ったけど、モデルを設定したら簡単に出来ました。とりあえず元ネタは伏せておきましょうね(^_^;)。まあディロスの方はクレギ#7でお付き合いあった人ならわかるのでは(^_^;)

1999,4,13
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 マニュアル到着。なんか薄っぺらい感じ。物理的にも、内容的にもね。マニュアルは最低限の情報のみで詳しいデータは別売りというホビデ商法っぽいですね。一応HGシリーズですが没になっても会費の返却はなしだそうです。まだその辺が統一されてるわけじゃないのね。

1999,3,23
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