ステラマリス・サガ

〜約束の地の冒険者〜

クレギオン#7

ヴァルハラ・ライジング

合同ファイナルイベントリポート


 去る1999年3月27、28両日にわたってステラマリス・サガとヴァルハラ・ライジングの合同ファイナルイベントが行われました。参加しましたのでわたしの視点ではありますがご報告いたします。

 まずは事前にパンフ兼チケットが送られてくるわけですが、それを見た感想は「合同にしてはちゃちなものだなぁ」というものでした。イラストの一点も無く、一枚の表裏のみのパンフ。内容を見ても企画ものがほとんど無いし、全体の時間も短い。まあわたしの場合メインはマスターさん&交流相手とのお話だからいいといえばいいんですが。

 インターネット始めてからのイベントでは直前まで情報収集できるようになったことが大きいです。今回も前日になってから直前プライベに参加決めました。電子メールの即時性が無いと無理だったでしょうね。とにかくそのためにちょっと早めに東京、そして川崎へ。なかなか立派な施設でした。わたしは参加してる交流誌の関係でこのプライベを知ったわけですが他の交流誌のイベントでもあったらしく、意外な人にお会いできたりしました。

 プライベ会場を出るころには雨が振り出していました。傘を忘れていたのでコンビニでビニール傘を買い、電車を乗り継ぎよみうりランドへ。駅を出て驚いたのはあの「スカイロード」が無くなってゴンドラになっていたこと。雨が降っていたし、どうしようかと思いましたが遊歩道を登ることに。足元が不安なのと荷物が重いのとで意外に疲れちゃいましたね。ゴンドラに乗らなくてよかったかも、と思ったのはほぼ上りきってから。以前のスカイロードの終点をはるかに超えて進んでいくゴンドラを見たとき。こちらの目的地は「よみうりランド会館」であって遊園地ではないから、こちらの方が直線距離では近いんですよね。後で乗った人の話を聞いたら駐車場の辺りまで運ばれたとのことでした。

 いつもの別館につき、受付。すでに始まっていたし、意外にスムーズにすすんでいました。最終の部屋割りとアンケート、企画ものの用紙を貰ってホールへ。まだまだ人数もそれほど来てなかったですね。あとは開会式開始まで参加者名簿を見たり、知り合い探したりとしてました。名簿を見たら合同イベントの割には参加者少ないし・・・やっぱり「まだゲームが終わっていない(ところもある)」のは響いてるのかな〜。

 開会式の司会は知る人ぞ知る「ビンゴ浜田」さん。わたしが参加したのではエルハーダとバビ紋のファイナル、一昨年のコスモ東イベでも司会してらした方。久しぶりの名調子でした。この方がうまいのは失敗したときのフォローですかね。ちょっと時間が余った、メモが見つからないなどの時のつなぎがうまいんです。やっぱりこういう仕切れる人がいるとイベントが締まりますね。そういうことでつっかえる部分もいろいろあったもののそれを感じさせずマスター紹介、GM挨拶、諸注意等終了。こういう状況ということでGMやみやかわさんもちょっと恐縮してましたね。いったん部屋に荷物を置いて大部屋企画へと移ることになりました。

 と、その前に秘密の企画が一つ。内容は・・・またあとで書きましょう。その企画の協力者として集められたのが残念ながらマスターさんが来ていないプレイヤーの方々。わたしもステマリDEの天宮千秋マスターが来ていなかったので一緒に聞いてましたが、ほかのマスターさんはいたので実行部隊には参加しませんでした。とりあえず合言葉は「すっぱい」「サワー」。

 さて、荷物も置いて戻ってきた大ホールでの企画はいわゆる「究極の選択」。ネットワークRPGに関するキワドイ質問にマスターさんたち、プレイヤー達が二つに分かれるというものです。みんなが集まってくると、司会の浜田さんはステージ上で着替え始めました・・・。そう、以前からの方にはおなじみの「カエル星人」です。ご本人も「着るのは3年ぶり」といってましたが懐かしかったですね。そうして始まったゲームは、選んだ理由に「生臭いもの」が多くて(^_^;)。何しろ現時点でも終わってないブランチのプレイヤーさんもいるから、不満は仕方ないよね。印象に残ったものでは「ヴァルハラ・ライジングのマスターと自衛官、なるならどっち」というので現役自衛官プレイヤーさんがさわやかに「自衛隊」の方を選ばれたことがありますね。あと、「ネットワークRPGは面白いと思う」で”ネットワークRPG”はホビーデータの呼び方だからということで「面白くない」を選んだ人。他社のほうが面白いということでしたが、わたしもホビデの現状には不満があるしなかなか痛快でした。

 それが終わるとマスターフリートークまでちょっと時間が空きまして、この時間で食事とお風呂。悪名高い食事について、わたしは味にこだわる方じゃないけど、みんなの感想はどうなのかな〜。お風呂の方は好みからいうとちょっとぬるめかな。まあざっと汗を流して部屋に戻りました。実は割り当てられた部屋に行ったのはこれが最後だったんですが(^_^;)。それも予想してたんで荷物は全部持ってマスター企画へ。開会式で姿が見えなかったクレギ・高橋マスターの小部屋には一旦顔を出して「七福堂」の交流誌「宝船」参加者さんがいるのを確認。高橋マスターも見えてたということでしたが、ご本人くる前に失礼してステマリDB・時巻マスターの方へ。こちらは参加表明した方少ないのか大ホールの一角でのお話となりました。実際わたしと須賀和良さんしかいなかったけど。

 時巻マスターで印象に残ったのは、とあるコミックの登場人物のある女性の魅力について熱く語っておられたこと。ひとまずここで具体名出すのはやめておきますが、さすが時巻マスターという感想です。

 DBブランチといえばさまざまなパロディが織り込まれていたわけですが、フリートークでもブランチの内容よりそういう元ネタとなる懐かしい番組などについてのお話の方が多かったですね。ブランチ関係ではブラウン・ニードルが「茶色い針」で楊枝のことだとか、レジェンド・オブ・セブンに一人ぐらいカッコ悪いの入れようと設定されたとかの話がありました。あとはわたしのキャラの「ロボコック」レカム・エピサー。DBにもっと早く来てればいろいろ出来ただろうにと残念がってました。わたしもそれは同感。ステマリでは投入ブランチをランダムにしたのですが。参加者多かったかもしれないけど、思いっきりのギャグキャラをシリアスブランチに入れられてもねぇ。ほのぼので始まって路線変更したところもあるし。あとはこの後時巻マスターが担当される「ソル・アトスの姫君」のQCブランチに投入予定のキャラクター紹介などもしてました。わたしも須賀和良さんも登録してますから。ここだけの話、今のうちに名前など印象付けておくと初回での扱いがよくなるかもとのことでした。

 時間はあっという間に過ぎて1時間半ほど。一応規定の半分も過ぎたし失礼して高橋マスターの小部屋に。結構人数集まってましたね。ラストリアがついたのがかなり遅れたはずなのに(^_^;)。もうお話のかなりが済んでいたのかな?

 とりあえず自己紹介して人の輪に加わりましたが、「質問無いなら超人ロックの話を」となってました。とりあえずわたしが質問したのは「最初”七福堂”をどう思ったか?」ですが、まずは「驚いた」とのことでした。まあ確かに実際に高橋マスターのリアクション読んだ事の無いという人(わたしも含む)が大挙して指名して来たりして、メイドブランチとして構想していたのでどうしようと思ったとのことでした。「誰かが陥れようとしてるんじゃないか」とも言ってらっしゃいました。その後は高橋マスターがお手本と思っているという映画の話、ローカルな話題などもありました。意外にみんなを巻き込んでしまったのは「参加できなかったプレイヤーさんへのお土産でなにか書いてください」とお願いしたとき。「いったいなにかいたらいいんだろう」というマスターさんに参加者さんから意見がいろいろ飛んで、マスターもまたそれを描いていくものだからなんだかわけのわからない世界になって(^_^;)。「いくらなんでもこれじゃ失礼かな」と裏面に釈明書いたりしてらっしゃいました。

 お土産もいただいたし、話もだんだんに詰まってきたしでまた知り合い探しにホールへ。時巻マスター達はすでにいなかったけど、WEBページに来てくれる方見つけてM:TG。わたしはこういうときしか対人やらないから弱いんだけど楽しめました。デュエルしてると何人か集まってきて隣でデュエルしたり。その後「しばらくやってない」という人も交えてその人のデッキの調整とか(目測ですが最初80枚近かったかも)、アドバイスしながらのデュエルとかしてました。わたしも詳しくはないからなかなかためになりました。デュエル終わってからもしばらくお話してたし。ちなみに空調がいまいちでこの最中はちょっと寒かったです・・・Tシャツだったこともあるけど(^_^;)。まあわたしはこのTシャツが目印だから。空も明るくなってきたところで解散しましたが、わたしは部屋に戻らずホールで椅子に座って仮眠。数十分で朝食の時間でもありましたしね。

 時間になったので食堂へ。夜に比べていまいちだったかな。まあ残したりはしなかったけど。その後閉会式の時間までやっぱりホールで仮眠したり、ちょっとうろついたり。部屋に戻るにも中途半端な時間ですからね。

 やがて時間も過ぎて閉会式。フリートークの間に秘密の企画の説明もみんなに回ったようで浜田さんの「すっぱい」に「サワー」と返事がしっかりかえるようになってました。そしてマスターも入場し、ちょっと順番覚えてないけど企画ものの成績発表、新作発表会など。企画ものの「マヨネーズマン」で最初に全員探し出したのは「英雄王ディグランツ」で”ディグランツ”の称号に最も近い騎士エルンストのプレイヤーさんでした。

 そしてGM挨拶です。ステマリ、御堂はづきマスターはやっぱりまだゲームがおわってないのが残念だったでしょうね。続いてクレギ#7、林菜マスターの登場。ここで浜田さんが合図の欽ちゃんジャンプ。花束もって女性プレイヤーがステージにかけより、手渡し。その間に浜田さんがステージ後ろのドアを開けて迷彩服の実行部隊をステージへ。林菜マスターを羽交い締めにし、集まって来たプレイヤーの中へ・・・胴上げの始まりです。終わったところで浜田さんの音頭で一言『大成功!』。今回のクレギでマスター業から引退となる林菜マスターへの、林菜マスター以外のみんなを巻き込んだ企画でした。ちょっとブラック入ってるのは、林菜マスターと浜田さんが飲んでるときに梅サワーを浜田さんのズボンに溢すということがあって、そのとき「ファイナルでなにかやっていいから」ということになってたからだという事です。

 と、いうことで今回一番大掛かりな企画も無事終わり、挨拶も終わって閉会式も終了。オリオン等の当日受けつけもホール後ろで行われてましたが、わたしはさすがにもう手一杯なので。交流誌の主催者さん見つけたけど今日はメンバーがブランチの方に流れてるとのことで、わたしもブランチの方探しました。今回はマスターさんを先に退場させておくという方法でしたので比較的混乱は少なかったかな。わたしもステマリ時巻マスターと須賀和良さん見つけて合流しました。高橋マスターの方も気になったけど、あちらには交流誌の方行くだろうと思ったし。時巻マスターにはソル姫でもお世話になることですしね。

 人数が少ないこともあり他のブランチの方と合同で出発。新宿のハンバーガー屋でお昼食べながらお話、その後ゲーセンでちょっと時間使ってカラオケへ。DAMだったんでわたしが歌えるアニメ、特撮系が少なかったのが残念ですが、まあ持ちネタは披露できたし。しかしさすがにイベント後ということもあってだんだんみんなテンション落ちてくるし。都合で途中で帰られる方もあり、体力の限界も感じて時間を余らせて終了、解散となり、わたしもほぼまっすぐ帰りました。帰りの新幹線もほとんど寝てたし。しかし帰ったら「エリクシェル・ヴェーダ」のアクション書きが待ってたんですよね(^_^;)。まあなんにせよ体力つかっちゃったイベントでした。


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