む、ムズカシイ映画でした。一回見ただけでは話の筋がわからなかったので、
公式サイトや映画関連サイトのレヴューでアウトラインを把握してからもう一回見に行って
ようやく「ああ、こんなストーリーかな?」と理解したよーなしなかったよーな‥‥頭悪いのかな、
私(汗)。でも映画が終わった後に前後左右の人々もわからないと言っていたので
私だけではなかったようでほっとしました(笑)
おどろおどろしいタイトルとは裏腹に(原題は「BASIC」だからそうでもないけど)
始まりがボレロの、のほほんとした音楽だったのですが、最後まで見たら曲の通りのほほん
とした映画でした。個人的にミステリ愛好者なのでこういう真相が転々とする話は好きかな。
推理材料はほとんど与えられてないので自分で推理することは出来ないけど。
まあ材料が与えられたところで推理小説の解決編を数日かけて考える(しかも大抵間違っている)
私では推理しようがないですが(笑)。ほとんど自力では推理しないにも関わらず、
展開についていけないんですよ、もう!前半で人物の顔と名前を必死で覚えている間にも
敵味方がごっちゃごちゃになっていき、やっと覚えてストーリーを把握してきた頃に
名前を偽っている奴がいたのが判明したので「あれがコレで〜、じゃああっちの証言のあれは〜」
とやっていくうちにさらに混乱してもう何がなんだかというカンジで‥‥(←ダメダメ)。
とりあえずCMの「10分に一度〜」というのは言いすぎだと思うので20分に一度くらいに
訂正しておいて下さい。
最後の一個前までのストーリーは予想がついたのですが、最後のオチは読めませんでした。
サミュエルが後ろから陽気に歩いてきた時には「騙された〜!!」という気分。
そして次から次へと復活する隊員達(笑)。ああ、なに、何なの、あなた達生きてたのね?
という気分に。結局死んだのは射殺されたミューラーと毒殺されたケンドル
だけだったのか。トラボルタは悪役というイメージが強いのも騙された要因かも。
「サタデー・ナイト・フィーバー」でじゃかじゃか踊ってたイメージも強いけど(笑)。
というわけで私なりに解釈したストーリーのおさらい↓
麻薬捜査官のウエスト軍曹は、ミューラーとケンドルが軍内部の麻薬売買に関わっていることを
つきとめてスタイルズ大佐に報告するが、実はスタイルズこそが麻薬売買組織のボスだった。
スタイルズはミューラーとケンドルにウエスト軍曹を殺すように命じるが、
それを察知したウエストはお仲間の第8特殊部隊を引き連れて一芝居うつ。
そのための下準備としてあらかじめ新人レンジャー部隊に第8のメンバーを潜り込ませ、
今回の演習の途中でウエストを狙いやすいようにダンバー(本当はパイク)
を苛める鬼軍曹のフリをする(そうすればウエストを殺した罪を彼になすりつけるだろうから、
行動が読みやすい)。おあつらえ向きに豪雨の森での演習訓練なんぞをやってみて、
さあいつでもウエストを狙えとばかりに待ち構える(←もしくはスタイルズがこの演習予定を組み、
その間に暗殺するように命じた?)。本来なら証人としてミューラーもケンドルも証拠押さえて
(ウエスト暗殺と麻薬売買の両方)確保しようとしたが、途中で撃ち合いになったので正当防衛で
ミューラーは射殺(救護ヘリはこのシーンを目撃)。
ダンバーがケンドルを助けたのは証人にするため。だから必死で背負って帰ってきた。
第8の仲間はこの間にこっそり撤収。
場所は変わって軍本部。黙秘を続けるダンパーは芝居にハーディを引き込むためにメモに
「8」と書く。オズボーンは意味がわからなかったが、スタイルズはそれが第8特殊部隊の事だと
わかった。この時点で第8は世間的には軍をドロップアウトした麻薬組織だと思われている。
実はその逆で麻薬捜査官の集団なのだが、スタイルズはその事は知らない。
ハーディがメンバーの一員である事も知らない。ハーディは自分が呼ばれやすいように
あらかじめ麻薬の収賄容疑をかけさせておく。こうしておけばハーディ自身が買収に
応じるだろうとスタイルズに思わせられるから。尋問のプロというスキルも持っているために、
計画通りめでたくハーディも呼ばれることになり、映画はここから始まり。
ダンバーの証言は嘘。証言を引き出すとは名ばかりのハーディとの掛け合いにオズボーンは
付き合わされている。そんなヤラセに10ドルかけるせこいハーディ(笑)。
まあ本編には関係ないからイイけど。ケンドルの証言は大筋で本当。
ただし回想シーンはオズボーンの視点で描かれているのでダンバーと
パイクの役柄は入れ替わっている。ケンドルは保身のためにダンバーに罪をきせる
(暗殺の方ではなく(←こっちは暗殺する前にウエストが死んだから)麻薬取引の方)。
麻薬の事が明らかになり医者を緊急逮捕するが、その時に医者の口からうっかりダンバーが
実はパイクだったという事がバレたので護送途中のパイクを止めて連れ戻す。
飛行機のプロペラのところへ連れて拷問みたいな事をしているように見せかけて今後の打ち合わせ。
しかしせっかく証人としてつれて帰ってきたケンドルはスタイルズに口封じのために
毒殺されてしまう。パイクが「オレも死んでた方がよかった云々」といったのは
「死体役の方がよかった」という意味なのかな?ハーディが「まだ終わってない」
と言ったのは黒幕のスタイルズがまだ残っているという意味。最後に問い詰めるが
友人だったのでまさか撃たれるとは思っておらず、オズボーンに助けられて危機一髪。
最後に騙されたと思ったオズボーンと観客に「実はね、お嬢さん、
みーんな仲間だったんだ。騙してごめんよ。ところでキミ見所あるから第8に入らない?」
とネタばらしをして、死んだと思っていたウエストやら
ダンバーやらその他わらわらと現れたメンバーと仲良く晩餐。めでたしめでたし! (BGM・ボレロ)〜END〜
ってコトかな?
しかしこれでもまだ矛盾点が残るというこの不可解さ。
どうして認識票の事をケンドルは黙っていたのかとか
(それともこれもフェイクの回想だったのか?)、
ハーディが途中で帰ろうとしたのはどうしてかとか、他にもちょこちょこと矛盾があるので、
誰かスパっと解決できた人は私に真相を教えて下さい。
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