原題は「サイファ」なのでこっちでの公開もそのタイトルかな、
と思ったら「カンパニー・マン」でした。何で変えたんだろう?
「ただのサラリーマンがスパイに〜」というキャッチコピーなので、
それを印象付けたかったのかな?
何しろ映像が芸術的。独特な雰囲気があって引き込まれるようでした。
こういう見せ方が嫌いな人は前半はキツイかもしれませんが、私は好みだったので楽しかったです。
何も知らずに見たらホラー映画かと思う人もいるんではないかというカンジ。
洋画版の「リング」と同じような雰囲気といえば分かりやすいかな?
モーガンがデジコープ社を出た時の会社ビルの見せ方とか、
会社の説明している後ろで画面がぐにゃーと歪むところとか、特に印象に残ってます。
何ごともなかったかのように淡々と説明を続ける司会者とか不気味さ加減が上手いですね。
洗脳画面ではサブリミナル効果で私も洗脳されそうでしたが、
英語が分からないのでセーフでした(笑)。
謎の美女、という触れ込みのリタ・フォスター。
確かに謎でした。初登場の時に着物姿でジャックを誘惑してるところとか(笑)。
ジャックに自分を印象付けたいというのならそれは大成功なんだろうけど、
アレじゃあ他の人の印象にも残っちゃうヨ。
オチはルークス一人勝ちということで。展開的に「ユージュアル・サスペクツ」
を思い出してしまいましたよ。鈍い私は、リタが銃をつきつけられて「大切云々〜」
と言ったところでようやく正体に気付きました(←遅い)。モーガン(ジャックだったっけ?)
からルークスに変わるトコロは良かったな。ヘリの操縦の手つきが鮮やかになるところとか、
ゾクっとしました。
結局、リタの暗殺命令をなかったことにするための作戦だったということなんですね。
見終わった直後は暗殺命令だけ取り消してもダメなんじゃないかな?と思っていたのですが、
よくよく考えてみればデジコープとサンウェイズの偉い人を殺していたので、
ちゃんと命令そのものも出ないようにしていました、なるほど。
そうそう、リタに暗殺命令が下ってるのに当の本人が
フラフラ歩き回っているのが最後まで謎でしたが、とりあえず「暗殺は決定していたけど、
まだ通達はされていなかった」ということにして自分を納得させてます。
正直「CUBE」の監督作品〜、という期待をしていくと裏切られるんじゃないかな。
「CUBE」の時のような意外性や、心理描写はあまりないので。
でもエンターテイメントとしては面白い作品だと言えるし、私は楽しく見れました。
何故あれほど観客が少ないのかが不思議でたまらんです。もっとみんな見てヨ〜。
ルークスが格好良いのよ、ルークスが。モーガンでもジャックでもなく、
ルークスが格好良いんだ!(←気に入った)
映画館によっては限定でフィンスターが握り握りしていたボールをもらえるところもあったとか。
いいな、欲しかったな〜。気持ちよさそうだったので私も握りたかったです。
いや、タダで貰えるものだから安っぽい作りなんだろうなぁとは思うのですが、ほら、アレよ。
自分がもらえないと急に欲しくなるという、アレ(笑)。
ところで、ワタシが見に行った映画館には初め数人しかお客さんがいなかったのですが、
後から入ってきてその光景を見たオニイサンが隣にいた友人らしき人に
「バカには見えない観客がいるとか?」と言って驚いていました。
ほうほう、そうすると私もそのバカの一人になるというわけですな、オニイサン、
と心の中でツッコミを入れてみる。まぁ気持ちは分かりますが。
私も似たようなこと考えていたので(笑)。最終的には30人くらいに増えました。
よかった、と監督でもないのにホッとする私。
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