デスノート





 「デスノート」原作が好きだったので、映画もばっちり見に行きました。 DVD出たら買ってまた詳しい感想書きたいと思いますが、取り急ぎ映画を見た感想を 全編まとめて。

 私これ原作より好きだ!!

 もちろん原作も好きなのですが、あのラストは見ているこっちが痛くなって しまったので、映画のキレイな終わり方にはすっとしました。
 月が死ぬことが嫌だったんじゃないんですよ。キラは悪役だし正義の側ではありえない 存在だから死ぬことは仕方がないと思ってました。では何故原作とは違って映画の方には 満足できたのか。それは
 「Lの一人勝ちにならなかったこと」
 この一言につきます。映画ラストでLは自分の命と引き換えにキラを証明したのが!!
私はアレです。キラとLには対等でいてほしかったんだと映画を見て気付きました。 だから原作第一部でLが死んだ時も悲しかったし、それ以上にキラが負けた時はもっと 悲しかったんだ。二人ともすごく好きだったから、キラが勝ってもLが勝っても嫌だったけど、 それ以上に(例えLを継ぐ存在であったとしても) 「L以外の誰かにキラが負けること」が悔しかったんだ。
 だから映画で「キラがLに負けたこと」「それはLの死の前提があったこと」 「二人とも死んだこと」という三つの要素がストンと納得出来たんだ。だから私この映画 原作より好きだったんだ。と、考えて原作ラストを読んで以来、もやもやとしていた何かが、 すごくしっくりと自分の中で消化できました。よかった。本当によかった。キラとLが対等 であってくれて本当によかった。映画ありがとう。 キラとLの好き具合に気付かせてくれてありがとう。 二人の命を掛けた戦いをキレイに描いてくれて本当にありがとう!!


 さて、真面目な感想はここまで。さっそく萌えに行きますか(笑)。 何かもー、後編見てて思ったのですが、
 Lが 超 可 愛 い んですがっ!
 あのマンガ的な表現でしかありえないと思っていた、 姿勢や動作や菓子の食い方や不健康さ、喋り方や三白眼やイッちゃってる感が
 ちっとも不自然じゃないよ!
 松山ケンイチ万歳!このキャストは素晴らしい!!
 特に後編でのあのネコのような動作は、すごく自然だった。 Lが可愛いと言っている人たちの気持ちが ようやく理解できました。Lカワイイ!萌えだっ!!
 山のようなお菓子の数々も、彼が食べると本当に美味しそうに思える。 メロがいないせいか、板チョコまでよく食べてる! どっかの製菓会社のCMにでも起用したいぐらいだ。夜神パパに 菓子の串刺しをあげたところなんか、「私にくれ!」と言いたいほどだった! (パパにはサクっとスルーされてたけどね!)でも あれだけ食べててもLは薄いもんなー。細いじゃないんだよ、「薄い」んだ!激しく羨ましい。 本当によくものを食ってたね、L。いっぱい食べさせられたんだね、松山くん (かわいそうに‥‥)。
 でも模木さん(故人)のおまんじゅう食うのは止めような(笑)

 月もよかった。個人的に藤原くんが好きだったという理由もあるけど、彼の演技はいいね。 安心して見られる。欲を言えばもう少し「新世界の神」を大げさに言ってほしかったかな。 あのキラの独りよがり具合を見たかった。うん、でもいいや。彼が月でいい。
 前編で「詩織ならわかってくれる」とか何とか言い出した時には、おいおい、これ キラのセリフじゃないよ。とか思ったけど、その後あっさり利用し、捨てたところで おみそれしましたキラ。みたいな。後編でもあっさりパパ殺そうとしてたし。
 情よりロジックで動くところが月。でもロジックより自分の矜持が上にくるところがキラ。 その演技が上手かったよね、藤原くん。さっすが!
 でも、Lを殺した後に監視カメラがある場所でベラベラネタバレてるのはいただけないよ(笑)。 それともアレか?全員まとめて殺すつもりだったからまーいいいや、みたいなつもりだったのか?

 映画になくて残念と思ったところが「〜そんな人間に見えるのか?」→「思います見えます」→ 「殴り」の一連のシーン。この二人は全編通してピリピリとした緊張感漂う間柄なので、こういう ちょっぴりコミカルテイストなところも入れて欲しかった。
 コミカルと言えば、月の「コンソメ云々」のところではみんな笑ってたよ。アレ? あそこって笑いどころだっけかな?私はちっとも不自然に思わなかったけど、 連れは「実写でやると変」とか言ってました。そう?

その他小ネタ。
■ 夜神パパが激しく格好よかった!(吉敷さーん!!/←島田ファン)
■ 名乗る前から松田はどの人か一目瞭然だった(笑)
■ ミサは普通に可愛いかった。キャストもぴったりだった。
■ リューク他死神が思ったより違和感のないCGだった
■ しかしレムの声は女の人がよかった
■ 前編でのLは難しいこと言ってるようで意外とそうでもない
■ ワタリはまさにイメージ通りでびっくり
■ 高田がヨツバの役割なのは、まあ時間的に仕方ないと思って納得
■ 同じ理由でLがニアの(省略)
■ ハリウッドリメイクの噂はホント?

 あー、面白かった。特に後編。前編は中だるみしてたかな?と思うところもあったけど、 後編はもう、これ2時間やったっけ?ってくらいグイグイと惹き付けられました。

 ‥‥ええと、
 最後に、これはヒンシュク買いそうなセリフなので書こうかどうしようか迷ってましたが やっぱり書いておこう。一応、隠しておきますが‥‥ ↓(読みたい人は反転させて 下さい)
 月とLを殺してくれてありがとう!
 特にLが最後に独りで静かに死んでいく死に方は最高でした。原作では そんなシーンはちっとも描かれてなかったにも関わらず、 すごくLらしいと思いました。きっと私が思っていた彼の死に方にぴったりだったんだと思う。 Lにとってはキラの命と、自分の命が等価だったことがすごく嬉しい。 本当にすごく嬉しい。
 天国も地獄もないだろうけど、月もLも安らかに逝ってくれよ。デスノート万歳。 金子監督万歳。
 なんかもうね、あのラストですごく満足みたいなの、私。



 追加。
 地上波で前編が放映された時に、妹(初見)が真っ先に言った感想。
 「月ノートの使い方がもったいない」
 第一声がそれか!(笑)でもノートは使っても使ってもなくならないんだよ。 魅上みたいにちまちま使わなくてもいいんだよ!




( 2006.11.05 )