皆様コンニチワ。ピーター超ムシ計画進行中の秋山です。(←オイオイ/汗)
今回は誰もが一度は考えるという
「何故シリウスはピーターを秘密の守人に変更するように助言したのか」
を考察していきたいと思います。
前提条件として以下のことを念頭に置いて下さい。
1. 守人が殺されても秘密は保たれる
2. ちょっぴり犬鹿(笑)
「1.」は3巻の「秘密の守人が口を割らないかぎり〜(P266)」という
フリィットウィック先生のセリフからです。
もし、死んで秘密が漏れるとすれば、たとえシリウスが秘密を守って死んでも
ポッター夫妻の身は危ないということになり、それでは魔法の実力的に優れているのダンブルドアではなく、
わざわざ信頼の置ける友を守人に指名した意味がなくなるからです。
(ちなみにダンブルドアが自分を守人に指名しろと勧めたのは、疑っていたのもありますが、
シリウス自身の身の安全を考えていたからだと思います。
とゆーか思いたい!)
「2.」は‥‥‥
このサイトの趣旨なので
(←強調すんな!/笑)。
いえ、ちょこっとだけですので、ちょこっとだけ〜!!
さて、気を取り直して‥‥。
当初の計画としてはシリウスが守人になるということでしたが、
これは彼自身の(後に最悪の結果をもたらすことになる/涙)
提案が採用され、お流れになります。
ではいったいどうしてこのような案になったのかを順に考えてみたいと思います。
≪ 絶対条件 ≫
ヴォルデモートがジェームズの命を(あえて「ポッター夫妻」ではなく「ジェームズ」
であるとします)狙っている、というのが現在さらされている危機で、絶対条件は
ヴォルデモートとの接触(対峙)を回避すること、
あるいは危険を最小限に抑えることです。
優先順位で言えばジェームズの命が最優先事項で他のこと、
「自分やその他の友達の危険」「信頼関係」などは二の次だということです
(←ここら辺がちょい犬鹿的/笑)。
特に自分の命はその中でも低いランクにあったことだと思います。
なのに何故守人になるのが自分ではなかったのか。
本文で「ブラックだったら2人の居場所を教えるぐらいなら死を選ぶだろう」(P266)と言われ、
また「前提条件1」からも秘密の保持は確実なのに、
シリウス自身が守人になるのを躊躇した理由はいったい何か。
≪ シリウスが守人にならなかった理由 ≫
問題とするのは1巻でのハグリッドのセリフです。
詳しくは忘れましたが(1巻友達に貸してるので確かめられないの/笑)
「マルフォイ一家がヴォルデモートに操られたていたけどそんなの嘘にきまってる云々」
と言っていることです。
ここで注目するのは
実際にヴォルデモートが他人を操ることが出来るかではなく、
そういう可能性を示唆されても反論できない
という点にあります。つまり
「ヴォルデモートは他人を操れる方法を持っている」
↓
「本人の意思には関わりなく相手から強制的に情報を引き出せる」
という
可能性を否定できなかったということです。
これは大問題です。何故ならシリウスが自我を保っている状態にあれば
死んでも情報をもらすことはしないでしょうが、操られればその保証ではないからです。
また、当然のように実力的にシリウスがヴォルデモートに敵うわけがありません。
もしそういった類の魔法をかけられれば、それは即ポッター夫妻に危険が近づくことを示します。
ではいったいこれを防ぐにはどうしたらいいのか。
それは守人が誰かということを秘密にしてしまえばいいのです。
そうすれば「操られて秘密をもらす」という危険が格段に減ります。
ここで
「表向きはシリウスが守人になりすまし、
裏では別の誰かが守人になる」
という図式が確立します。
シリウスがヴォルデモートから身を隠していたのも身の危険云々以上に
「自分が守人だから」という風に見せかけなければならなかったからです。
操られるということは相手が望んだ情報はすべて白状させられるということです。
つまりヴォルデモートに疑いすら抱かせてはならないのですよ。
≪ 守人の選択 ≫
次に守人の選択です。シリウス以外に守人となるに足る人物と言えば
1. ダンブルドア
2. リーマス
3. ピーター
の3人に絞られます。
実力的にはダンブルドアが断トツ、次点がリーマスで、そのはるか後方にピーター(失礼)。
信頼の点ではリーマスとピーターが同等程度で(ややリーマスが高いかな?/←個人的)
ダンブルドアがまあそこそこ、といった感じでしょうか。
しかし前述した通りここで問われるのは魔法が使えるという
「実力」よりも「信頼」です。
確かにダンブルドア程の実力があればヴォルデモートの魔法にかからないかもしれませんが、
それも絶対ではない以上より安全な方法を選択しなければならないでしょう。
というわけで「2.リーマス」「3.ピーター」が残るわけですが。
さて、単純に考えてリーマスとピーターではどちらが頼りになるか。
言うまでもなく(度々失礼!)リーマスですね。ジェームズやシリウスほどではないにせよ、
彼も同世代の魔法使いにしてはかなりできた方だと思います。
これは3巻のマクゴナガル先生がピーターに対して「能力から言って、あの二人の仲間には
なりえなかった(P269)」と言っていたのに、
リーマスには触れなかったところから推測してみました。
故に、守人をピーターにしたと思うのですよ。これは3巻でシリウス自身が
「おまえのような弱虫の、能無しを利用しようとは夢にも思わないだろう(P480)」
と言っていることからウラが取れます
(まあ、当時はこんなにヒドイふうには思ってなかっただろうけど)。
これでもしシリウスが殺され、何らかの理由で守人が自分ではない、
というところまでバレたとしても次に危険が及ぶのはダンブルドア、
あるいはリーマスの可能性が高いので、まだしばらく時間的猶予ができることになります。
ジェームズが自分の死を知り、来たるべき危険に備えるための時間稼ぎには有効です。
もう一つ、リーマスを選ばなかった理由としては彼がウィアウルフだったから、
という点もあります。狼でいる状態では彼自身で自我の抑制が効かないので
人目をはばかるにはとても向いていません。
又、人狼独自の危険性からヴォルデモートの手先以外の普通の魔法使い
(及び人間)に見つかっても狩られる危険性があります。
しかし、この点に関しては別の考えもあったのではないかと思います
(もちろん、行動動機的には前述した理由が優先されるのですが)。
シリウスは
自身の境遇で手一杯のリーマスにさらに負担をかけるようなことはしたくはなかった
と思うのですよ。
ただでさえリスクの高いリーマスにこれ以上の負担は強いれないと。
ヴォルデモートに命を狙われているジェームズ、守人のフリをして身を隠すシリウス、
実際の守人をつとめるピーター、そして人狼というハンディを持つリーマス。
シリウスはある意味これで4人の負担は平等だと考えたのではないでしょうか。
まあ、これは何の根拠もないことなのですが(シリウスフォローな夢見がち発言だわ‥‥)
≪ シリウスの過失 ≫
完璧な計画だと思った、と後に独白している通りこの計画そのものは
わりと良い出来だったのではないかと思います。
しかし、ご存知の通りポッター夫妻は殺害されるという
一番避けたかった事態に発展してしまいました。
それはどうしてなのか。もちろんピーターの裏切りがあったからなのですが、
では、どうしてそれを避けることが出来なかったのか。
念には念を入れて計画をたてたシリウスの最大の過ちは
「無条件の信頼」です。
たぶんそれは悪いことではないのですが、今回の場合は致命的でした。
シリウスは他の3人に心からの信頼を置いていたのだと思います。
そして3巻の言動からも分かる通り思い込んだらちょっと直線的なことがあるんだよね。
だから初めに
「親友は疑わない」という(無意識の)定義づけ
をしてしまったので
最後までそれを変えることはなかったと。
彼が計画を立てる上で置いた最重要事項は「計画進行の確実性」
であって、それに必要な事項はそれこそ完璧に
進めていったのですが、計画の根幹となる部分での基盤が完全ではなかったために
すべてが無駄になってしまったというわけです。
計画そのものには細心の注意と最大の安全を払いつつも、
限られた身内は疑うことすらしなかったと。
このたった一つの失敗のせいで、逆にその他の条件が不利に働くという
連鎖的な状況に陥ることになってしまった、つまり、
「安全のために最低限の人物にしか守人の変更を明かしていない」
↓
「疑いを晴らす手段がなくなる」
「守人のフリをしていたので身を隠していた」
↓
「異変を知るのに時間がかかるので対応が遅れる」
といった具合です。
特にリーマスにも本当のことを言わなかったのは決定打になりました。
しかし、私はこれは逆に良かったと思います。
何故ならピーターは自身の立場の重要性からおそらく計画の全容を知っていたでしょう。
当然シリウスが守人の変更をリーマスに教えた場合にはそれも知りえたと思います。
もし、そうなればきっとリーマスも殺されていたに違いありません。
生きていればピーターが危うい立場になるのは必須だからです。
しかし逆にリーマスが何も知らなかった場合に生かしておけば、
シリウスが捕まった時に本当のことを言ったとしても親友すら知らなかったのは
おかしいということで発言の信憑性が低くなります。
ピーターがリーマスを殺さなかったのはそういった理由からでしょう。
≪ 何故リーマスに否定しなかったか ≫
否定しなかった、と考えます。3巻でリーマスの「わたしがスパイだと思ったら話さなかった
(P485)」とというセリフを否定しなかったのかのは何故か。
このセリフに対してシリウスは「すまない、リーマス」と謝罪しただけで「スパイと疑った」と言及していないところに注目したいと思います。
結論から言えば、シリウスはこの話題については触れたくなかったのだと思います。
自分自身の過失についてはすでに明らかで、そのことについて自覚も自責も有。
こういう事態になった以上すべての事実を知っているのは自分とピーターだけ
(厳密に言えば「理由」といった部分で知っているのは自分だけ)。
しかも今さら説明したところでどうにかなるような問題ではない。
そして、忘れてはならないのはその場にハリーもいたことです。
ハリーですよ、ハリー・ポッター!この世で唯一ジェームズの血をひいた彼にそっくりの
子供がいたんですよ!リーマスに事情を説明するには、事細かな説明が必要で、
それはリーマスだけではなく、ハリーも傷つけることになると踏んだから説明はなし、と
そういうコトです。
まあ簡単に「リスクを最小限にしたかったから」と説明すればすむ話なのですが、
ジェームズが死んでしまった以上、それも空しいセリフですよね。個人的で恐縮ですが、
シリウスは言い訳はしないタイプだと思うんですよ。だから何も言わない。
特にリーマスに真実を告げない理由が、計画の失敗した原因の発展上にある
のでよけいに言いたくなかった(あるいは言えなかった)
のだと推測します。
≪ おわり。 ≫
以上、秘密の守人をピーターに指名した理由の概要です。
いかがでしょう。頑張ってせこせこ原作に辻褄あわせてみたのですが(笑)。
何か手落ち部分があればまた書き直すかもしれません。(指摘があれば大歓迎で
こじつけしますわ〜!)
ところで‥‥
≪ ポッターの思惑 ≫
唐突ですが、ジェームズは
自分が殺されることを知っていたと思います。
上記の考察と連動した妄想(ええ、もうこっちは妄想の域です)
なのでこちらも書きたいと思うのですが、
‥‥そのー‥‥も、
ものごっつー犬鹿展開なのですヨ(笑)
というわけでこちらの方はほとぼりがさめた頃にでもまた。