長野県木曽郡王滝村、岐阜県益田郡小坂町
３０６７ｍ
２００１．８．２６晴れ
歩行時間＝５時間４０分（登り３時間、下り２時間４０分）
大学時代、松本のキャンパスに車を置いて、講義を受け車に戻ったとき、緑色の車が真っ白になっていた。よく見ると、周りの車もみんなそうであった。不思議がっていると、その日の夕方号外が出て、「霊峰御嶽、目を覚ます」と大見出し。今から２０数年前の話である。また、その２・３年前、大学１年の時には御嶽山の山小屋で１ヶ月間アルバイトをしてこもっていた。何かと縁のある山である。そのアルバイトの時も一度頂上まで登ったのだが、とってもつらかったことだけは覚えている。
２０数年たって、懐かしい思いを抱きながら、同じ黒沢口コースをたどった。山小屋「中ノ湯」は同じように建っていたが、近くにロープウェイができていた。６合目から、ひたすら登りに登ったわけであるが、さすがに３０００ｍ級の山はつらい。最後の方では一歩一歩、足を上げるのが本当に大変であった。途中、石仏や、社などが随所にあり、やはり信仰の山だと思い知らされる。頂上にも、やはり、石仏、社が鎮座していた。山頂はあいにくガスがかかって、何も望むことはできなかった。
帰りは二の池から、賽の河原（広大な石畳の広がる大地のところどころに、石のピラミッドが積まれており、本当に名前通りである。）、三の池を通り、８合目で黒沢口登山道に戻った。
こんなに近くに３０００ｍ級の山が存在し、登山も３０００ｍ級の登山が堪能できる場所があると、初めて知った。次は別のコースをたどって、是非また来たいものである。
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 登山道案内図 |
 山頂を望む |
 御嶽山山頂 |
 山頂の不気味な石仏 |
 きれいな色をした二の池 |
 延々と続く賽の河原 |
