登山データ
長野県伊那市、辰野町
2296m
2005.5.29(日)曇り
歩行時間=6時間30分(登り4時間15分、下り2時間15分)
仲仙寺(5:10)−4合目(6:15)−5合目(6:50)−6合目(7:20)−
7合目(7:45)−8合目(8:30)−9合目(8:55)−山頂(9:25)
山頂(9:35)−9合目(9:55)−8合目(10:10)−7合目(10:30)−
6合目(10:40)−5合目(10:55)−4合目(11:10)−仲仙寺(11:50)

登山紀行
 伊那谷を走ると中央アルプスの山並みが木曾駒ヶ岳でとぎれ、その北側に大きな山塊が見られる。それが経ヶ岳である。2296mと標高はさほどでもないが、中央アルプスでは珍しい独立峰であるため数字以上に大きく見える。日本二百名山の一つにも数えられている。
 伊那市の西のはずれに仲仙寺という寺があり、そこが登山口になっている。駐車場で車中泊をし、朝5時10分出発。地元小中学校の登山コースにもなっているそうで、よく整備されている。登山道に大きな石がなく地面がほとんど土で、なだらかな登りになっているので歩きやすい。それに、登山道はほどんど落葉松林の中で涼しい風が吹いていた。しかし、いくらなだらかとはいっても、標高差1400m、歩行距離6500m、4時間以上の登りはきつかった。このところの仕事の疲れが残っているのもこたえた。ひたすら我慢して登るだけだった。そのわりに山頂の眺望は開けず、8合目あたりで東側が開けていたので、天気がよければ南アルプスや中央アルプスが望めたかもしれないが、曇りのせいで、わずかに眼下に伊那市街が望めただけだった。7時間近い歩行時間のご褒美がこれでは残念であった。
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8合目の広場 9合目から山頂 山頂
8合目から伊那市街 伊那市街から経ヶ岳

98経ヶ岳
(きょうがたけ)