登山データ
岐阜県郡上市
1709m
2009.1.5(月)晴れのち雪
歩行時間=1時間5分(登り40分、下り25分)
ゴンドラ終点(9:05)−山頂(9:45-10:00)−ゴンドラ終点(10:25)
登山紀行
 大日ヶ岳の山腹には三つのスキー場がある。今回それを利用して、積雪期の大日岳をめざした。三つのスキー場の中でも一番標高の高いところまでゴンドラがあるのが高鷲スキーパークである。
 朝6時過ぎ自宅を出発。東海北陸自動車道を高鷲ICで降り、そこから車で15分。駐車場に到着。一日券を買い、ゴンドラで最高点まで上がる。この時点で標高1,550m、ここから山頂まで標高差150mしかない。ここでスノーシューをつけ、スキーベンチャーを背負って歩き始める。昨日も好天気で多くの人が歩いたのか、はっきりとした足跡があり、道に迷ったりラッセルに苦労したりすることなく進めた。天気が良く風もないので、汗ばむ陽気であった。稜線を登り下りしながら40分で山頂へ。山頂からは、白山、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、両白山地の山々と360°の大展望を快晴の中望むことができ、大満足である。展望をしばらく満喫したあと、今度はスキーベンチャーに履き替え、颯爽とスキーで下山、と思っていたが、新雪は重くて回しにくい。かっこよくとはいかなかったが、転んだりすることなく、ゴンドラ山頂駅まであっという間に下った。(25分かかったのは、上り下りがあるため)このあとはせっかく一日券を購入したので、短いスキーベンチャーでスキー三昧。「西日本最大級のビッグスケール」というだけあって本当にたくさんのゲレンデがあったが、すべてを滑りきることができた。上級コースの急斜面、モーグルのコース、回転系のポールなど、面白いコースもあり、とても楽しかった。

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ゴンドラ山頂駅 大日ヶ岳 大日ヶ岳山頂
白山を背にした
大日如来
御嶽山 白山

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登山データ
岐阜県郡上市
1709m
2005.6.25(土)晴れ
歩行時間=4時間30分(登り2時間40分、下り1時間50分)
登山口(5:10)−いっぷく平(6:35)−山頂(7:50)
山頂(8:15)−いっぷく平(9:10)−登山口(10:05)
登山紀行
 日本二百名山の一つ、大日ヶ岳に登ってきた。梅雨による雨などで約1ヶ月ぶりの登山であったが、梅雨の合間の快晴の一日であった。(というか、そろそろ水不足を心配する声が上がってきた。夏にはどうなっているか…)
 ダイナランドから登るのが短時間のはずなので、ダイナランドに行ったのだが、登山口がわからず、急遽、別荘地の「ひるがの高原」の登山口に前夜入り、車中泊。
 5時10分出発。大して急な登りもなく、足許もほとんど土の平らな道なので、とても歩きやすく、ちょっと疲れたかなと思った頃に、中間地点のいっぷく平に着いた。ほとんど藪の中なので、直射日光もあまり当たらないが、梅雨時のせいなのか、やたらいろんな生き物がいた。まずは蜘蛛の巣の洗礼を受け、次はヒグラシの大合唱とその他の虫の輪唱。その中にカッコウやウグイスの鳴き声も混ざって、とにかくうるさいこと。うるさいといえば、小さな羽虫がうようよいて、周りを飛び回っている。「うっとうしいな」なんて思いながら歩いているうちに、頂上に着いてしまった。時間にして2時間40分であるが、あっという間であった。距離はしっかりあるのだが、斜度があまりないため、心拍数があまり上がらず、ふとももの筋肉への負担もなかった。こんな楽な山は珍しい。
 山頂では360°の大展望が開け、北に別山、白山、東に北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、南や西には両白山地の山々が累々と連なっている。久しぶりの大展望に大満足であった。
 下りは往路をたどった。朝は薄暗くて気がつかなかったが、登山口のあたりで振り返ると、大日ヶ岳の山腹は山頂近くまでスキー場のゲレンデとリフトでずたずたにされていた。私もかつてはスキーに情熱を傾けていたので、複雑な思いで登山道を後にした。
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登山道から山頂 山頂から白山 山頂から御嶽山
山頂の大日如来 大日如来と白山 スキー場と大日ヶ岳

99大日ヶ岳
(だいにちがたけ)