長野県大鹿村、豊丘村
１７４１ｍ
２００５．１１．１９（土）晴れ
歩行時間＝４時間１０分（登り２時間４５分、下り１時間１５分）
つり天国（6:25）−稜線分岐（8:35）−1630mピーク（9:00）−山頂（9:10）
山頂（9:10）−1630mピーク（9:15−40）−稜線分岐（9:50）−つり天国（10:50）
秋も深まり、高い山は紅葉を過ぎてうっすらと雪化粧を始めた。アルプスを展望したいと、南アルプスの展望台、大西山に登った。
飯田市の北、松川町から東へ入り大鹿村に出り、国道１５２号線をわずかに南下して小渋橋を渡ったところから右折、山に入っていくと「つり天国」がある。ここが登山口で、この駐車場に車を置いて車中泊。
翌朝、６時起床、６時２５分出発。最初は畑の横を通るが、すぐに雑木林の中をジグザグに登り始める。傾斜は緩く、石もでこぼこもなく、落ち葉のクッションにおおわれ、きわめて歩きやすい道であった。ガイドブックには「道に迷いやすい」とあったが、道標もたくさんあり、そんなこともなかった。ただ２時間以上、雑木林の中をひたすら登るだけで、ほとんど展望も開けず、変化もあまりないのが、少々退屈であった。
雑木林を歩いていると、突然、「大西山」と書かれた看板が現れ、そこが山頂だと気づいた。特に出っ張っているわけでもなく、展望も開けないので、看板がないとそのまま進んでしまいそうであった。写真を撮ってすぐに引き返し、1630mピークで遅い朝食を採る。
ここだけは東側に大きく展望が開け、仙丈岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳といった南アルプスが、うすい雪を頂いて、堂々とそびえていた。これだけの景観にはなかなかお目にかかれない。至福の時を過ごすことができた。
帰路は往路を引き返した。道が平坦なので、かなりスピードを上げて下山することができた。
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大西山山頂
北岳、間ノ岳
塩見岳
荒川岳、赤石岳
ふもとの大鹿村
大鹿村から大西山
