登山データ
静岡県静岡市
1402m
2006.11.25(土)晴れ
歩行時間=2時間45分(登り1時間50分、下り55分)
登山口(9:35)−ヲイ平(10:15)−真富士神社(10:45)−第1真富士山(10:55)−真富士峠(11:05)−第二真冨士山(11:25-40)−真富士峠(11:55)−ヲイ平(12:10)−登山口(12:35)
登山紀行
 各地の山から雪のたよりが聞かれるようになり、雪の富士山もさぞ絶景であろうと考え、名前がいかにも絶景ポイントですよと訴えているようなこの山に登った。
 早朝、5時半自宅を出発。静岡市で北上し平野という部落から林道に入り、登山口に着いたときには、4時間もたっていた。登山口には数台の車がおける路側帯があった。
 準備をして、9:35出発。薄暗くじめじめした杉林を40分ほど歩くとヲイ平という不思議な名前の分岐点に着いた。10時をすぎているのに日の出前かと思われるほど暗い。北斜面で日は当たらず、うっそうとした杉の枝葉が外からの日光を遮っている。足下の岩には苔が絨毯のようにかかっている。そんなところに仏像が意味ありげに鎮座し、不気味な雰囲気を醸し出している。足早にヲイ平を後にし、真富士神社へ向かった。小さな神社に立つと、初めて富士山を拝むことができた。すばらしい天気で混じりっけのない富士山が大きく迫っていた。少し引き返し第一真冨士山山頂に向かうと、数人のグループに占拠されていたが、富士山だけでなく、箱根や伊豆の山々まで広々とした展望がひらけていて、すばらしい絶景であった。少し休憩した後、いったん真富士峠へ下り、第二間冨士山まで登り返した。両側が樹林に遮られ、右に見える白い富士山も左に見える真っ白い南アルプスも、木々の梢の間からのぞくしかない。所々でもきちんとみられればすばらしい縦走路になるのだが…。
 第二真冨士山山頂で富士の姿を堪能した後、真富士峠に引き返し、そこからヲイ平にまっすぐ降り、あとは上ってきた道を引き返した。
 富士山の眺望はすばらしい山であったが、行き4時間、帰り5時間もかけて車の多い道を神経をすり減らしながら行くのは、しんどかった。 
写真館(クリックすると大きくなります)

不気味なヲイ平 第二真冨士山 第一真冨士山から
第一真富士山から 第二真富士山 第二真富士山から

127真富士山
    (まふじやま)