登山データ
長野県飯田市
1535m
2007.3.17(土)曇り時々晴れ
歩行時間=3時間51分(登り2時間13分、下り1時間38分)
林道終点(6:20)−石灯籠(6:33)−秋葉山分岐(7:02)−虚空蔵山(7:18-37)−円悟沢分岐(8:18)−白山神社奥宮(8:37)−風越山山頂(8:52)−白山神社奥宮(9:09)−円悟沢分岐(9:30)−秋葉山分岐(10:06)−石灯籠(10:25)−林道終点(10:30)
登山紀行
 飯田市街から西にちょっとした独立峰を望むことができる。飯田市民がちょっとした山歩きを楽しむ風越山である。この時期、この標高なら雪歩きを楽しめるかと思って登ってみた。
 前夜発、飯田市街から大平街道を西に砂払温泉を右に折れ、桜ヶ丘団地に登山口がある。さらに車で林道を進むと、5分ほどで終点になるので、手前の少し広いところで車中泊。
 翌朝6:20出発。雪はあまりなさそうなのでスノーシューを置いておいて、4本爪と10本爪のアイゼンを持っていく。沢から樹林帯を抜けすぐに石灯籠のある尾根道に出る。ここからはずっと2mほどの広い尾根道が続く。これなら小中学生の登山遠足にぴったりだが、今は遠足をする学校もなくなってきたようだ。なかなかの急勾配を45分で虚空蔵山(こくぞうやま)に着く。南アルプスも望めそうであるが、朝靄がかかっていてはっきりとは見られなかった。ここで飯田市街を眼下に一望しながら朝食のおにぎりを頬ばる。さらに風越山を目指して尾根道を登っていくと、次第に雪が現れてきた。円悟沢分岐の手前からは、凍ってアイスバーン状になって滑りやすくなってきたので、4本爪のアイゼンをはめた。しばらくすると、白山神社奥宮の立派な社殿が見えてきた。この下の広場から、南アルプスが一望でき、なかなかの壮観であった。社殿裏に細い道があり、山頂へと続いていた。ようやく登山道らしい、やせた尾根道で、途中ロープの張ってある急坂もあった。15分で山頂に着いた。広場の周りは樹林に覆われ展望はひらけていなかったので、すぐに引き返した。虚空蔵山を迂回した以外は、同じ道を下山。1時間半で林道終点に戻った。暖冬のせいか、大して雪がなかったのが残念であった。
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虚空蔵山山頂 飯田市街 奥宮から南ア
白山神社奥宮 風越山山頂 麓から風越山

131風越山(伊那)
    (かざこしやま)