登山データ
岐阜県下呂市
1626m
2008.4.28(月)薄曇り
歩行時間=4時間15分(登り2時間35分、下り1時間40分)
登山口(5:30)−稜線出合(7:00)−水場(7:30)−山頂(8:05)
山頂(8:20)−水場(8:45)−稜線出合(9:10)−駐車場(10:00)
登山紀行
 今年もゴールデンウィークがやってきた。この時期、高い山にはかなりの雪が残っている(以前、尾瀬で吹雪にあった)が、少々の残雪も期待して、300名山の一つ、川上岳に登ってきた。なお、「川上岳」と書いて「かおれだけ」と読むそうだが、何か由来があるのだろうか。
 前夜、下呂市(旧萩原町)の上之田部落から5kmほど山道を走り、駐車場まで入って車中泊。朝5時半出発。川沿いを歩くがすぐに徒渉し、そこからジグザグに樹林の急斜面をがんがん登っていく。1時間半ほどかかってようやく稜線に出て、展望が開ける。しばらく尾根道を進むが、目指す川上岳はなかなか見えない。やがて川上岳の姿が右の樹間に見え始めた頃から、稜線を離れ、尾根の右側を巻くようになる。30分ほどで何本もの沢筋をまたぐ水場につく。ここから再び急斜面になる。20分でツベタ谷への道に出合い、ここからは笹原の展望の開けた気持ちよい道を10分ほど進むと山頂である。山頂はさえぎるものの何もない展望が開けているが、この日は晴れてはいるが全体に薄もやがかかり、遠くまで見通すことができない。東に近くの位山、さらに東に霞んで船山、西に霞んだ山が見られただけである。見通しがよければ、すばらしい大展望が開けているだろうと思われるだけに、残念である。
 下りは往路を戻った。なお、雪はほとんどなく、ちょっと期待はずれであった。

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ショウジョウバカマ 登山道から川上岳 登山道から川上岳
川上岳山頂 位山と船山 位山


147川上岳
 (かおれだけ)