リフト終点 | あと60分の標識 | あと30分の標識 | 山頂 |
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8:30 | 8:40 | 9:00 | 9:40 |
10:30 | 10:25 | 10:05 | 9:50 |
毘沙門岳 | あと60分の標識 | 毘沙門岳山頂 |
白山 | 大日岳 | 遠くに北アルプス |
岐阜県郡上市
1386m
2009.3.28(土)晴
歩行時間=2時間40分(登り1時間40分、下り1時間)
リフト終点(8:10)−鞍部(8:50)−毘沙門岳山頂(9:50-10-10)−鞍部(10:25)−リフト終点(11:10)
深刻な不景気のカンフル剤として、今日から土日祝日の高速道路の通行料が半額になり、しかも上限がどれだけ走っても1000円となった。山登りのためにしょっちゅう遠出をする私にとって、すばらしい福音である。期限の2年間に、なるべく遠くの名山を訪れたいと思う。さて、スキーシーズンも最後を迎え、スキー場から登れる山を探し、スノーウェーブパーク白鳥高原から毘沙門岳に登ることにした。
自宅を5時半出発。東海環状、東海北陸自動車道と乗り継ぎ、白鳥ICで降りる。ここから、約30分ほどでスノーウェーブパーク白鳥高原に到着。7時半であった。やはり高速道路は早い。しかも1000円。大変好天気に恵まれ、駐車場から白山、大日ヶ岳、めざす毘沙門岳がくっきりと展望できた。
準備を済ませ、リフトで終点まで上がる。ここからいよいよ山登り。スキーにシールをつけて、ゲレンデの反対方向へ登り始める。昨夜雪が降ったようで、まったくのバージンスノーを歩く。柔らかい雪で、スキーシューが30〜50pは沈み歩きにくい。それでも、新雪を歩く爽快感、遠くの名山の展望に快い心持ちである。雪庇に乗らないように気をつけながらしばらく歩くと、稜線が途切れ、一度下って、別の稜線を登らなければならない。そしてまたしばらくすると同様にまた下って登り返す。この鞍部になぜか「毘沙門岳登山口」の看板があった。今までの道は何だったんだろう。ここまで40分。山頂まで30分と書いてあったが、深い新雪の急斜面のため、ここから山頂まで2倍の1時間かかった。本当につらく厳しい1時間であった。しかし、山頂では360°の大展望が満喫でき、大満足であった。
下山は往路を引き返した。スキーのシールをはがして滑り始めたが、雪が柔らかすぎて、沈んで滑りにくかった。また、結構アップダウンがあって、シールをはがしてあるので、登りになると逆ハの字で登ったり、スキーを外したりして大変であった。何回も転んで苦労したが、それがなかなか面白い山行であった。
リフト終点まで戻ったあとは、しばらくスキー場でゲレンデスキーを楽しんだ。コースは長くないが、ジャンプ台があったり、新雪があったり、林間を滑ったり、いろんなコースに富んでいて面白いスキー場であった。
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麓から毘沙門岳 | 駐車場から 大日ヶ岳 |
駐車場から白山 |
リフト終点から 毘沙門岳 |
毘沙門岳山頂 | 山頂から大日ヶ岳 |