登山データ
神奈川県清川村
1567m
2009.5.9(土)晴れ
歩行時間=4時間25分(登り2時間45分、下り1時間40分)
塩水橋(6:10)−本谷橋(6:35)−尾根道出合(6:50)−堂平分岐(8:20)−丹沢山山頂(8:55-9:20)−堂平分岐(9:40)−尾根道出合(10:30)−本谷橋(10:40)−塩水橋(11:00)
登山紀行
 神奈川県の北部に丹沢山系という奥深い山があり、日本百名山の一つにもなっているということなので、ゴールデンウィークの翌週の休みを利用して行ってみた。
 金曜日の夜、職場を出発し、東名高速道路で神奈川県に向かう。このまま高速を出ると、休日割引(上限1000円)を受けられないので、中井PAで車中泊をし、翌朝5時前に起床、秦野中井ICで高速を出て、県道70号線を北上、6時前に塩水橋に到着。準備をして、6時10分出発。ゲートを越え25分ほど舗装された林道を歩くと本谷橋という吊り橋が見え、その反対側の斜面に登山道入口がある。雑木林をぐんぐん登り、15分で稜線に出て、ここから尾根道が続く。鹿の食害を防ぐために、ずっと柵が何重にも張り巡らしてあり、また、木の根元から2mほどのところまでプラスチックのネットが1本1本の木に巻いてあり、ご苦労が偲ばれる。今日は鹿に遭遇することはなかったが、よほどたくさんいるのだろう。それはさておき、急登がどんどん続き、1時間半で堂平戸の分岐点に出た。あと一息である。ここから、要所要所に木の階段が設置されていて、手入れがとても行き届いている。しかし、登山しているというより、観光地を歩いているような感覚になって、登山にはそぐわない。とにかく木の階段を一歩一歩踏みしめるとやがて山頂に着いた。とても広く、半分ほど白い富士山が大きく見えるし、蛭ヶ岳や塔ノ岳も一望でき、塔ノ岳の彼方には相模湾すら遠望できる。すばらしい絶景であった。
 さらに蛭ヶ岳に縦走する予定で少し進みかけたが、それよりこのまま引き返して、もう一つ伊豆の天城山にも登ろうと考え、急遽引き返して往路を下山した。1時間40分かけて下山をし、車のカーナビで調べると、天城山の登山口に着くのは、高速道路を使っても2時半になる。天城山の万二郎岳、万三郎岳を一回りするとコースタイムで4時間かかるので、これは無理。地図ではすぐ近くに見えるが、伊豆半島は結構遠い。またの機会に天城山を訪れよう。

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登山道より丹沢山 丹沢山山頂 山頂より富士山
山頂より富士山 蛭ヶ岳(右奥) 塔ノ岳と相模湾


166丹沢山(たんざわさん)