180雲取山(くもとりやま)

登山データ
山梨県丹波山村、東京都奥多摩町、埼玉県大滝村
2017m
2010.8.15(日)晴時々曇

歩行時間=6時間50分(登り4時間10分、下り2時間40分)

鴨沢登山口 七ツ石小屋 ブナ坂 奥多摩小屋 小雲取山 雲取山
5:00 7:25 8:00 8:30 8:55 9:10
12:10 10:20 10:00 9:40 9:30

登山紀行
 今年の夏、前半は猛暑が続き、お盆頃から天候不順になってきた。お盆は北アルプスに行く予定でいたが、南北アルプス方面は雨が続いているようなので、急遽、東京都にある百名山、雲取山に行くことにした。
 前日午後自宅を出発。中央高速道勝沼ICから国道411号線(青梅街道)を東上し、山梨県丹波山村鴨沢登山口に車をおいて車中泊。
 翌朝4:15起床、5時出発。樹林帯を歩く。今回登山靴を新調したのだが、すぐに靴擦れを起こし、一歩ごとに激痛が走る悲惨な状況になってしまった。我慢しながらの登山は大変であった。七ツ石小屋手前はかなりの急登になった。七ツ石小屋は素泊まりのみとのことであるが、テント泊も含めたくさんのお客さんがいた。(奥多摩小屋も同様である。さすがお盆である)七ツ石小屋からは、七ツ石山に登らず、斜面をトラバースしてブナ坂へ。ここからは快適な稜線歩きになるのだが、黄色いマルバダケブキのお花畑の中を登山道が続いてとても気持ちよかった。これだけの群落は初めて見た。奥多摩小屋から小雲取山までは急斜面であったが、雲取山山頂の避難小屋が見えてからは、気持ちよく登ることができた。山頂付近は早くもナツアカネの大群が飛び交っており、秋の到来を待っているようであった。山頂からは、隣の三ッ山、飛龍山、遠くに大菩薩嶺などの秩父の山々が見られた。大菩薩嶺の向こうには富士山も見られるはずであるが、あいにく今日は霞んでいて見えなかった。帰りは往路を引き返した。下りのときには靴擦れが靴に当たらず、気持ちよく下山ができた。
写真館 
登山道から雲取山
マルバダケブキ
マルバダケブキの群落

小雲取山から雲取山
雲取山山頂
雲取山山頂から大菩薩嶺とナツアカネ