山梨県甲州市
2057m
2011.11.13(土)曇
歩行時間=2時間35分(登り1時間50分、下り45分)
上日川峠 | 福ちゃん荘 | 大菩薩峠 | 大菩薩嶺 |
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6:25 | 6:45 | 7:30 | 8:15 |
9:15 | 9:00 | − | 8:30 |
11月も半ば、アルプスなどの高い山には積雪があろうと思い、百名山でも雪のなさそうな大菩薩嶺を登った。「大菩薩峠」という小説は有名であるが、41巻もの長編時代小説を残念ながら読んではいない。
さて、前夜職場を出発し、中央高速「釈迦堂PA」で車中泊、翌朝5時起床、「勝沼IC」を出て、上日川峠まで来る。準備をして6:25出発。雑木林の中を20分で福ちゃん荘に到着。ここで朝食を採る。ここからは大菩薩峠へ向かう道と、大菩薩嶺を直登する唐松尾根の道に分かれる。右の大菩薩峠への道をとると、すぐに富士見山荘にでるがここからの富士の眺めはすばらしかった。さらに林道を進むこと45分で大菩薩峠に到着。小説にちなんだ「介山荘」というおおきな山小屋があった。ここで道を左に折れ、ここから富士山と南アルプスを左に眺めながらの稜線歩きとなり、すこぶる気持ちがよい。道は植生保護のため両側にロープが張ってあり、迷う心配もない。眺めがよくて、安心で、楽に山頂に立てるこの山は初心者にうってつけである。近ければ私も何回も訪れたいと思うほどだ。特に山頂手前の雷岩からの展望は筆舌に尽くしがたい。雷岩から5分で山頂に着くが、残念ながら山頂には何の展望もなかったので、すぐに引き返した。雷岩から黄葉の唐松尾根を下り、30分で福ちゃん荘に着く。さらに15分で上日川峠である。歩行時間は短かったが、白い頂の富士を間近に眺めることができて、満足であった。
福ちゃん荘から大菩薩峠
富士見山荘から富士山
大菩薩峠
雷岩から南アルプスと甲府市街
雷岩から富士山と大菩薩湖
大菩薩嶺山頂
大菩薩湖から大菩薩嶺