静岡県浜松市、川根本町
蕎麦粒山1621m、高塚山1621m
2011.10.9(日)曇り時々晴れ
歩行時間=5時間40分(登り2時間55分、下り2時間45分)
登山口 | 蕎麦粒山 | 三ツ合山 | 高塚山 |
---|---|---|---|
10:00 | 11:10 | 12:25 | 12:55 |
15:45 | 14:45 | 13:35 | 13:00 |
前夜思いつき、朝7時自宅を出発。東名高速道路を掛川ICで降り、国道1号線で島田へ行き、国道473号線を大井川鉄道に沿って北上、中川根から林道に入って、山犬段に向かう。ところが山犬段の手前で落石のため通行止めになっていた。やむなく少々手前に戻り、蕎麦粒山南尾根コース登山口に車を置いて10時出発。
登山口から10分ほどで稜線に出るが、ここからは樹林の中の細い急斜面。しかもゴジラの背のようにいくつも小ピークがあるため、山頂かと何回もだまされたことか。
1時間10分でようやく蕎麦粒山の山頂に着く。
山頂は広いが樹林に覆われ東側以外は展望がきかない。東側は条件が良ければ富士山も望めそうであるが、この日はあいにく遠望がきかなかった。残念。
ここからは、ほぼ同じ標高を登り下りし、縦走気分が味わえる。まず蕎麦粒山から西へ一旦大きく下り三ツ合山へ向かう。かなり下るので、その分登るのも大変であるが、低い笹に覆われ道は明るく快適であった。
三ツ合山で、北の鋸山登山道と別れ、南(左)へ90°曲がる。
ここでも一旦下ってから登りが続く。右手には時々先ほどまでいた蕎麦粒山が望める。
三ツ合山から30分で高塚山山頂に立つ。これでも日本三百名山の一つである。山頂は公園のように広く低い笹に覆われているが、展望はまるでなく、小休止したらすぐに往路を引き返した。
三ツ合山を過ぎたところで、北(右)に黒法師岳を発見した。
そして南(右)には、過ぎてきた高塚山が大きな姿を見せていた。
さらに進むと、前黒法師岳も見えてきた。
蕎麦粒山の下山路には京丸山も認められた。
ガイドブックには初心者にもお薦めの山だと書いてあったが、とんでもない。縦走気分は味わえたが、往復6時間弱の登り下りは骨身にこたえた。