長野県安曇野市
2268m
2011.10.29(土)晴れ
歩行時間=4時間25分(登り2時間40分、下り1時間45分)
登山口 | 有明山 |
---|---|
6:00 | 8:40 |
10:55 | 9:10 |
日本二百名山の一つ有明山に登った。安曇野に立つと眼前に大きくそびえる山で、中房温泉から燕岳の反対側にあり、絶好の展望台になっている。
前夜、職場を出発し5時間かけて中房温泉にたどり着き、駐車場で車中泊をする。5時半起床、身支度をし、6時薄明かりの中を出発。すぐに、たる沢の滝、三段の滝がある。なかなか立派な滝である。
そこからの急登がものすごい。中房温泉から燕岳に向かう合戦尾根の道が北アルプス3大急登ということになっているが、それよりもずっと急で麓から山頂に向けて直登している感じである。紅葉を期待していたが、もうその時季は終わっているようで、落葉松の黄葉以外は紅葉がなかった。あえぎながらの2時間半、山頂が近くなると、安曇野を眼下に見下ろせるようになった。なかなかの壮観である。
山頂には有明山神社の銀の鳥居が仁王立ちしていた。これは避雷針も兼ねているそうである。麓にも有明山神社があり、この辺りの信仰の対象になっていたようである。
とても天気の良い日で、神社の社の裏手から中岳の三角点に向かうと富士山かくっきりと見えた。
富士山の右側には甲斐駒ヶ岳、北岳の姿も認められた。
反対側を振り返ると、燕岳の燕山荘が間近に。
燕山荘と燕岳。
燕岳の左側に大天井岳。
燕岳の右側には鹿島槍ヶ岳。
下山時には落葉松の黄葉がきれいだった。
麓の安曇野からは有明山が立派にそびえ立っている。
急登は大変であったが、絶好の展望が見られて、大満足の一日であった。