愛知県犬山市
2012.1.6(金)曇
お正月が過ぎたが、家人から雪山入山の許可が出ないので、愛知県内の低山、それも濃尾平野の犬山にある超低山を6座まとめて登ってきた。さすがにあっという間に登ってしまう山が多いが、それなりに楽しめた。
<継鹿尾山(登山口7:30-山頂7:50~8:00-登山口8:15)>
犬山の町から見る継鹿尾山
登山口がわかりにくく、カーナビで見当をつけた。標識もない。
20分で山頂に立つ。三角点はあるが、標識がない。
眺望はすばらしく、長良川を挟んで右に岐阜県各務原市、左に愛知県犬山市が眼下に広がる。
南に濃尾平野が広がり、遠く名古屋のビル群や幾筋もの煙も見える。
<八曽山、岩見山(もみの木駐車場8:35-八曽キャンプ場9:10-八曽の滝(山伏の滝)9:25-八曽山9:45~50-車道出合10:13-岩見山分岐10:23-岩見山10:35-もみの木駐車場11:06)>
今日の山歩きで一番たくさん歩いたのがここである。犬山市民のキャンプ場ということでたくさんの遊歩道が作ってあり、手入れがしっかりしていた。その八曽キャンプ場の駐車場である、もみの木駐車場に車を置き、ここからキャンプ場まで45分、さらに15分で八曽の滝に着く。落差18mと意外と大きくきれいな滝であった。
滝から20分、急坂を登ると山頂に。山頂の辺りは石垣が幾重にも張り巡らされ、昔の城跡だったことがわかる。こんなに山奥の高いところに城を造るのも大変だったろうし、行き来するのも大変だったろう。
八曽山山頂には「黒平山頂」とある。どちらが正統かよくわからない。見通しはきかないので、すぐに下山する。
この後は、一旦登山路を引き返し、分岐から「山の神」に道をとる。樹林帯をしばらく行くと車道に出るので、左へ。10分で分岐点があるので右に入り、岩見山をめざす。分岐から10分で岩見山へ。濃尾平野が見通せるすばらしい展望台である。
後ろを振り返ると、大きな八曽山(黒平山)の姿と通ってきた道が展望できる。
ここからはひたすら下り沢に出たら左に折れ、30分ほどで、元の駐車場に戻った。
<尾張富士(大宮浅間神社11:25-尾張富士11:52~55-大宮浅間神社12:06)>
明治村の南側にそびえる美しい山容の山である。麓の大宮浅間神社の駐車場に車を置き、そこからアスファルトの道を30分弱で頂上に着く。頂上は神社になっていて、山頂とはわかりにくい。
下ってきて、尾張本宮山に向かう車の中から、尾張富士がきれいに見えた。
<尾張本宮山・信貴山(西洞池12:27-尾張本宮山12:56~1:01-信貴山1:20-西洞池1:35)>
明治村を過ぎ、入鹿池から小牧へ向かう道を右に入り、ヒトツバタゴ自生地を過ぎ、西洞池の手前に車を置く。すぐに右に入り、ひたすら登ると、民放やNHKのアンテナや小さな祠を過ぎ、山頂に着く。ここにも、大縣神社の奥社がまつってあり、山頂というより、神社になっている。
登山道を戻り、分岐点から信貴山に向かう途中、尾張本宮山がきれいに見えた。
信貴山も山頂に神社が祀ってある。
すぐに下山をし、15分で西洞池に着いた。これで今日の山歩きは終了。旅装を解いて、自宅に向かった。