228南駒ヶ岳
(みなみこまがたけ)
長野県大桑村
2841m
2013.7.20(土)晴
歩行時間=9時間50分(往路5時間20分、復路4時間30分)
伊奈川ダム駐車場
福栃平
4合目登山口
2411m北沢尾根三角点
南駒ヶ岳山頂
4:45
5:25
5:50
8:15
10:05
15:40
15:00
14:40
13:00
11:10
日本200名山の一つ、中央アルプス南部の名峰、南駒ヶ岳に登った。アルプスの主稜線の中でも日帰りできる数少ない山の一つである。
前夜中央道中津川ICから国道19号線を北上し、大桑部落から山に入り、伊奈川ダム上部にある駐車場で車中泊。
朝4時20分起床、45分出発。すぐにある空木岳との分岐を右にとり、福栃平まで40分。ここで越百山登山口と別れさらに林道を進むこと25分、ようやく登山口に着く。ここが4合目だそうだ。
すこし渓谷沿いに進むと右折し雑木林の急登を登り始める。思ったより整備されてはいるがすごい急登であった。
約2時間半で北沢尾根三角点に出て、ここから稜線歩きになるが、まだ雑木林が続く。所々から右側に御嶽山、左側に越百山が望めるようになってくる。
2600mあたりから森林限界を越え、見晴らしがよくなってくると、白山、御嶽山、
乗鞍岳、北アルプス、空木岳、南駒ヶ岳山頂部、
仙涯嶺、越百山、
恵那山などの山々が360度見られるようになってくる。しかし、足元はハイマツ、シャクナゲ、シラカバなどの藪がひどくなり、薄い踏み跡を確認しながらやせた尾根を進む。その上、山頂に近づくにつれて、巨石を越えるようになり、さらに困難を増す。
地図で登山道ではなく破線になっているのはこういうことなんだろうと納得した。
山頂に着く頃にはくたくたであった。
しかし山頂では、先述の山々にプラスして東側の南アルプスやその向こうの富士山まで見ることができ、大きなご褒美をもらうことができた。
本当はこの後、仙涯嶺、越百山の山頂を踏み、越百小屋を通って下山する予定であったが、高山病の症状が出て、吐き気がひどくなったので、残念ながら予定を変更して往路を引き返すことにした。