登山データ
三重県鈴鹿市
961m
2013.11.23(土)晴

歩行時間=4時間25分(往路2時間30分、復路1時間55分)

小岐須渓谷 大石橋 仙鶏尾根への分岐 小社峠 野登山への分岐 仙ヶ岳
5:50 6:20 7:10 7:55 8:20
10:40 10:20 9:45 9:05-20 8:30

登山紀行

 夏休み以来の久しぶりの山行である。アルプスを遠望すると、すでに白い冠をかぶっていて、季節の移り変わりの早さが感じられる。
 朝、4時50分自宅発。伊勢湾岸道路を通り、三重県の鈴鹿ICで降り、1時間で小岐須渓谷の駐車場に着いた。鈴鹿山脈は愛知県からアクセスが楽である。帰りは野登山から小岐須渓谷に着く予定なのでゲートのある大石橋まで行かず、ここに車をおいて林道を歩き始める。30分で大石橋、さらに30分林道歩きが続く。登山道に入ると仙ヶ谷に沿って雑木林の登山道を進む。しばらくすると左に
仙鶏尾根への分岐点に出る。今日は小社峠に進むので直進する。小さな沢を右に左にと10回以上徒渉を繰り返していくのは、何か心地よい。やがて上方に稜線が見え始め、あれが小社峠かと思ってからはかなりの急登が続き、だんだんかかとの後ろが痛み始めた。靴擦れになりかかっている。痛みをこらえながら小社峠にたどり着いた。右折すると先日来た宮指路岳である。ここで左に道をとり、仙ヶ岳への急登にとりつく。ここからは見通しがきくようになり、展望を楽しみながらピークを二つ越え仙ヶ岳の頂に立った。眺望も360度開けている。北から御在所岳、鎌ヶ岳、宮指路岳、入道岳、東に煙の立つ四日市の町並み、伊勢湾、野登山、南は名前がわからないが彼方まで低い山並みが続く。
 10分ほどゆっくりしてから、東峰へ向かう。宮指路岳から見たとき、きれいな双耳峰の仙ヶ岳を望めて、いいなと思ったものである。しかし東峰は展望がきかず残念であった。ここから野登山に向かって仙鶏尾根を進むが、やせ尾根の急坂でひやひやしながら、そして何回も転びながら随分高度を下げて、野登山と仙ヶ谷の分岐にたどり着いた。高度を下げた分、野登山まで登り返さなくてはいけない。しかし、仙ヶ岳への登りで痛めたかかとの靴擦れが、登りになると痛みを増してくる。結局10分ほど登り返した後、断念をして引き返し、仙ヶ谷への道をとることにした。30分ほどで仙ヶ谷の登山道に合流し、そこからは往路を引き返すことにした。それなら大石橋まで車で来ればよかったとしきりに後悔することになってしまった。
<朝日をバックにした仙ヶ岳東峰>

<仙ヶ岳頂上(西峰)>

<御在所岳、鎌ヶ岳、宮指路岳>

<東峰の脇にある仙の石(4mぐらいある)>

<仙鶏尾根から野登山>

234仙ヶ岳(せんがたけ)