登山データ
長野県阿智村、岐阜県中津川市
2191m
2013.12.7(土)曇

歩行時間=5時間20分(往路3時間35分、復路1時間45分)

ゲート・駐車場 登山口 1716地点 稜線出合 恵那山山頂
7:35 8:00 9:45 10:45 11:10
13:45 13:20 12:45 12:10 12:00

登山紀行

 自宅近辺では北の方角に恵那山を望むことができる。寒さも厳しくなったある日、ふと恵那山を見上げると、すでに白い雪化粧をまとっていた。まるで「おいで」と誘っているかのように…。前回は、神坂峠から登っているので、今回は最短と言われる広河原コースをとることにした。
 5時起床。すぐに身支度をして自宅を出発。153号線を通って、長野県南部の昼神温泉へ。そこからヘブンス園原スキー場へ向かい、スキー場へ右折するところを直進。林道を進むと通行止めになる。脇の駐車場に車を止め、7:35出発。
 30分ほど林道を歩いて行くと登山道入り口がある。左の川原に降り、橋を渡るとそこから登山道になる。うっすら積もった雪を見ながら進んでいくと、だんだん足跡がなくなり、道もわからなくなってきた。変だと思って戻ったところ、恵那山へ右折するところを直進してしまっていた。しっかり標識はあるのだが、下ばかり見ていたのだろう。30分以上もロスしてしまった。気を取り直して再出発。ずっと急登が続いてだんだんばててきた。登山道を10等分して表示してくれているのがわかりやすくてよかった。4/10までは本当につらかった。そこを過ぎると尾根道に出て、南アルプスや飯田方面に見晴らしがきくようになって、励みになった。それでも急登は相変わらずである。足下はすっかり雪に覆われているが、堅くしまっているため、アイゼンの必要はなく、頂上まで登山靴のみで十分であった。8/10を過ぎると稜線に出て傾斜も楽になってきた。樹林帯を上っていると突然広いところに出て、頂上の標識や展望台が現れた。しかし、周りは霧氷に覆われた樹林、天気も悪く、展望台に登っても何も見えなかった。山頂の標識はあるもののGPSの指し示す山頂はもっとずっと先なので、さらに北上した。何カ所かの恵那神社の祠や避難小屋、トイレなどがあったが、他に山頂を示すものもなかったので、やはり先ほどの地点が山頂なのだろう。広く平らな山頂部なのでわかりにくい。
 下山は往路を戻るが、雪道はでこぼこがないので下りが楽である。走るように下り、登りの半分の時間で下ることができた。
<眼下の飯田市街と遠くに南アルプス>

<霧氷に覆われた樹木と恵那山山頂>

<遙か下にヘブンス園原スキー場、遠くに飯田市街>

 展望がきかず、天気も悪かったので今回は写真が少ない……。

※神坂コース(2002.5.25)はこちら


40恵那山(えなさん)