安城市山崎町の正法寺が居館跡である。寺の東側の山門に説明看板がある。寺の塀はほとんどの漆喰が剥がれ落ち、所々、塀自体が崩れている。まるで、かつての屋敷がそのまま残っているような雰囲気である。 寺はこの辺りで一番高いところに建っており、さらに境内は周囲より2メートルぐらい高くなっており、切岸状になっている。山門をくぐると両側に土塁状の土盛があるが、土塁の跡なのかどうかはわからない。