太田屋敷
おおたやしき

■所在地:安城市川島町太田屋敷 ■立地:平地 ■別称:川島村古城 ■築城年:
■築城者:
■遺構等:堀、土塁

屋敷北西の堀と土塁 屋敷北側の堀と土塁
■歴史
 天正年間(1573〜1592)、太田主計・左馬之介が居住したといわれ、その子孫は水戸徳川家に仕えた。川島村に残った太田氏は、江戸時代に農・商業で発展したという。

●現状(2006年12月)

 現在も太田氏のお屋敷ということで中へは入っていないが、黒壁の見事なお屋敷である。西から北側に200メートルにわたって堀と土塁があるが、これは太田主計・左馬之介時代の城館遺構ではなくて、江戸時代に屋敷を洪水から守るために築かれたものだそうである。なるほど、現在でも矢作川の右岸数百メートルに位置しており、実際に洪水も多かったことだろう。


◆場所