高木清秀邸
たかぎきよひでてい

■所在地:安城市高木町下屋敷 ■立地:台地端 ■別称:高木城 ■築城年:
■築城者:
■遺構等:碑、説明板

城址付近
城址の東端に建つ城址碑と説明板 城址の東に土塁らしき地形があるが、、、道路の削り残しか?
■歴史
 室町時代に高木宣光がこの地に移り、1563年、高木清秀の代に三河一向一揆が起こった。清秀は徳川家康に味方をして戦功をあげ、高木の土地を与えられた。
 清秀は長久手の合戦にも出陣し、1590年の家康の関東移封に従ってこの地を去った。清秀は家康十六将の一人にあげられている。

●現状(2006年12月)

 安城市高木町下屋敷の一区画が城址である。台地の東端に位置しており、東側の展望が良い。住宅地の東に城址碑と説明板が建っている。説明板は「高木氏発祥の地」とあるが、城主の高木氏が日本で初の高木姓を名乗ったということなのだろうか。
 城址碑のすぐ西側の竹やぶに土塁らしき地形があるが、県の中世城館等調査報告書には触れられていないので、単に宅地や道路を作ったときの削り残しかもしれない。
 


◆場所
 城址碑と説明板