山崎城
やまざきじょう

■所在地:安城市山崎町 ■立地:平城 ■別称:― ■築城年:1547年 
■築城者:織田信秀 ■遺構等:堀・土塁・看板

城址である神明社 神明社裏の堀跡

■歴史
 織田信秀が三河へ侵攻し、岡崎城に備えて築いた。しかし、安祥城奪還を図る松平・今川連合軍による攻撃で落城した。(安祥城の頁参照)
●現状(1998年10月)

 安城市山崎町にある神明社が城址で、神社正面に土塁が残り、神社裏には堀が残っている。
 土塁については、かなり形が整えられていると思われるが、ごく一部だけが立派に残っているので、もしかしたら土塁ではないかもしれない。
 神社の裏手に行くと、市街地近くの城址にしては極めて規模の大きな堀が残っている。なかなかの感動ものである。堀の西側に山崎城の説明看板がある。ただ、堀の中がゴミだらけなのが残念である。

 城めぐりを始めた頃に訪れたので観察力が足りず、神社正面の木の繁った盛土が土塁である可能性に気付かずに写真を撮らなかった。今は、怪しいと思うものは全て写真に撮って後で調べることにしている。

◆場所

 付近に目印となるものがないので説明しにくいが、安城東部小学校の300メートルほど南にある神明社が城址である。