あすけじんや
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■所在地:豊田市足助町田町 ■立地:山麓 ■別称:本多陣屋 ■築城年:1681年頃
■築城者:本多忠周 ■遺構等:看板 |
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陣屋跡(愛知県農林業振興センター) |
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■歴史 |
1681年に本多忠周が陸奥国白河領(福島県)5千石から三河国加茂郡に移され陣屋を置いた。
忠周は、翌年に丹波国(兵庫県)で2千石、更にその翌年には寺社奉行を命ぜられて3千石の加増となり足助藩を称したが、1687年に寺社奉行を免ぜられ、1689年には3千石減ぜられ7千石の旗本に戻った。
以後、本多家は明治まで続いた。
1869年(明治2年)から2年間は伊那県足助庁舎として使用され、昭和33年までは足助町役場もここにあった。 |
●現状(2001年11月) |
豊田市足助町の中心地にある愛知県足助事務所の敷地が陣屋のあった場所である。事務所の正面入口に足助陣屋の説明と陣屋の見取り図がある。現在、遺構らしいものは何もなかった。
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◆場所 |

豊田市を走る国道153号を長野県方向へ向かうと、紅葉の名所・香嵐渓へ至る。香嵐渓を通り過ぎて少しのところに「梶平」交差点がある。右手前方に足助小学校が見えるあたりである。その交差点を左折すると、正面に愛知県の農林業振興センターが見えるので、そこが陣屋跡である。 |
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