則定城
のりさだじょう

■所在地:豊田市則定町青木 ■立地:丘陵上 ■別称:■築城年:
■築城者:
鈴木氏 ■遺構等:曲輪、土塁、堀、碑

主郭に建つ碑 主郭
主郭の西南の曲輪 城内の様子

則定城縄張図
■歴史
 城主としては鈴木三郎九郎の名が記録されている。
●現状(2005年5月)

 城址らしい山まで行くと、丁度、そこにスロープ状の登り口があるので登ったら畑があり、そこを越えると墓地があった。しかし、それ以上は奥に行けるような状態ではなかったので、場所が違うのかなと思って、登城口を捜したが発見できず、近くを歩いていたおばちゃんに尋ねたら、やはり先ほどの場所だったので再度行ってみると、スロープを登りきってすぐ左手の藪を回り込むと細い道があった。そこをひたすら高い方へ向かうと主郭まで行くことが出来る。
 城内は、主な曲輪の歩道近くは間伐がされていて明るいので、曲輪がよく確認できる。曲輪は階段状に連なっており、城域は狭いながらも見応えのある城址である。主郭は木も伐採されており、「則定城跡」の標柱が立っている。旧足助町地域の城址は、状態良く残っているものが多いが、歴史散策用の案内図などには城址がいくつか載っているのに、道路沿いや入口に案内表示がないので大変である。
 県内全てが作手村レベルになると非常にありがたい。

◆場所

 豊田市(旧足助町)の則定小学校を起点にすると、小学校のすぐ南の道を東へ行くと、すぐに保育園がある。保育園を越えたところで道が左右に分かれるので左へ行くと、すぐに左側にNTTの何かの小さな施設があって、その道路を挟んで東側が城址である。道路沿いにスロープ状の登り口がある。