大島陣屋
おおしまじんや

■所在地:豊田市東大島町林 ■立地:山麓 ■別称:■築城年:1651年
■築城者:
石川貞当 ■遺構等:曲輪、石垣

大島陣屋遠景

■歴史
 1651年に伊勢亀山藩主石川忠総の四男、石川貞当が加茂・額田に7千石を領有し、陣屋を築いた。
●現状(2005年5月)

 豊田市則定町(旧足助町区域)の則定小学校のすぐ東の道路を北へ進むと、やがて右手に中部電力の変電所がある。そこを通過してしばらく進むと道路沿い右手に大島町の広場と集会場、左側に田んぼと集落が見える。その中央の一番立派なお屋敷が大島陣屋跡である。近くへ行くと「石川陣屋跡」の看板がある。敷地はかなり広くて、石垣も見える。縄張り図を見ると、かなり複雑に石垣が配置されており、それらが残っているところに住んでいるというのは凄い事だと思う。
 田植えをしていた方に「陣屋って普通の家があるんですよねえ。」と聞いたら、「訪ねると案内してくれるよ。」と答えてくれた。しかし近くまで行ってみると、どうも連休ということで親戚か友達が集まっているような雰囲気で、結局、訪れるのは遠慮した。

◆場所

 豊田市則定町にある則定小学校を起点にすると、則定小学校のすぐ東側の道を北東へ向かう。2キロほど行くと左手に集落が見えてくるが、その中の左のほう(左から何軒目か忘れた)にある民家が陣屋である。