知立城
ちりゅうじょう

■所在地:知立市西町西 ■立地:台地端 ■別称:■築城年:
■築城者:
■遺構等:

知立城址碑
屏風に描かれた知立城(城址看板より) 知立御殿址の碑

■歴史
 知立神社の神主である永見氏が代々城主を兼ねていた。
1560年に今川義元が上洛を目指して西進した時、一時知立城に本陣をおいた。
16世紀後半に刈谷城主水野忠重が城址に御殿を築き、その後江戸時代に入って増築され将軍家の休息所となったが、1699年の地震で倒壊した。

●現状(2008年5月)

 城址に遺構は全くなく、知立城址の碑と知立御殿址の碑が立っているのみである。公園の入り口には城の説明看板と、知立城周辺の古絵図がある。
 知立方面は時々通りかかるので、久しぶりに寄ってみた。もともと何もない城址なので以前と全く変わっていないが、公園前の城址の説明看板と古絵図が新しくなっており、古絵図(屏風画)はよく見ると岡崎城、加り屋(刈谷?)城、鳴海城などの城や、祐福寺や八橋など、見慣れた地名も載っていて興味深かった。


◆場所

 名鉄の知立駅を起点にすると、駅前の「知立駅前」交差点を北へ進み、次の「知立駅北」交差点を左折する。200メートルほどで「刈谷道」交差点があるので右折し、100メートルほど行くと左手に公園がある。その公園に知立城址の碑がある。