上重原公民館の裏に城址の碑があるが、公民館のすぐ東の竹やぶに堀が残り、その向こう側に土塁があるので、実際の城址は、公民館の東側にある畑のあたりだと思われる。 主な遺構としては、公民館の東側の堀と土塁ぐらいである。堀はかなり埋まっていて幅も深さもないが、発掘調査によると、幅13メートル、深さ4.5メートルという規模の大きなものだったそうである。土塁は、かなりの規模のもので、長さも数十メートルは残っている。ただ、私有地で中に入れないようになっていたので、近くまでは行けなかった。