蒲形城
かまがたじょう

■所在地:蒲郡市本町 ■立地:段丘上 ■別称:下ノ郷城、西ノ郷城 ■築城年:
■築城者:
■遺構等:

城のあったあたり(蒲郡高校の南側あたり)

■歴史
 上ノ郷城(蒲郡市)を本拠とする鵜殿氏は長将の代に上ノ郷と下ノ郷に分かれ、下ノ郷鵜殿氏は長存を祖とした。
 1562年に松平元康(徳川家康)によって上ノ郷城は攻め落とされたが、下ノ郷鵜殿氏は松平氏に従ったので存続することができた。
 1590年、4代長信の時に家康の関東移封に従って城を去った。

●現状(2006年2月)

 城址は完全に宅地化されていて全く痕跡はなく、正確な位置や範囲は不明だが、県立蒲郡高校から南側一帯が城のあったところとされている。
 高校建設時の造成のためかもしれないが、高校のあたりは若干地面が高い。また、高校周辺の住宅地の中は、地形に若干の起伏がある箇所もあり、城の堀や土居などの名残りかもしれない。


◆場所