大草城
おおくさじょう
■所在地:
幸田町大草寺西
■立地:
台地端
■別称:
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■築城年:
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■築城者:
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■遺構等:
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正楽寺
■歴史
三河守護代・西郷氏の居城で松平氏以前にこの地で勢力を持っていた。
西郷氏は南北朝の頃にこの地にやってきて、稠頼の時代に正楽寺を菩提寺とし、隣に大草城を築いた。その後、岡崎に進出して岡崎城を築いたが、頼嗣の代に松平信光に攻められ、信光の子・光重を婿に迎えて大草松平氏となった。
1563年の一向一揆のときに大草松平氏の昌久は大草城に拠って一揆に加担した。城は間もなく廃城となっている。
●現状(2008年8月)
城は現在の正楽寺付近とされています。正楽寺は岡崎城を築城した西郷稠頼の菩提寺で、寺の前にその旨を記した看板が立っています。
お寺はかなり広くて立派なお寺です。城の正確な範囲はわかりません。
◆場所