御馬城
おんまじょう

■所在地:御津町大字御馬字浜田 ■立地:平地 ■別称:須賀屋敷、御馬屋敷 ■築城年:1369年
■築城者:
細川頼有 ■遺構等:碑、看板

城址碑と説明看板

■歴史
 説明看板によると、1369年に足利義満が細川頼之に命じて、細川頼有に築かせた。応仁の乱の頃、細川成之の母方の親戚である酒部時重が城を守っていたが、今川義忠に攻められて逃亡し、落城した。
 その後、城は荒れていたが、寛永年間(1624〜1644年)に長沢松平氏の一族の松平浄感が居館とした。しかし、主家の松平定綱が桑名に転封となったのに従ってこの地を去り、廃城となった。

●現状(2004年3月)

 城址には城址碑と説明板があります。付近は、若干土地が高くなっていますが、遺構は何も残っていないようです。
 御馬城は3箇所あったと推定されていますが、場所もはっきりしないようで、一応、この碑が建っているあたりがメインのようです。

 この写真を撮るときに、膝をついたら何やら温かくて柔らかい感触が・・・。「さっきすれちがった散歩しているマルチーズかっ!」と腹を立てたところでどうにもなりません。犬の散歩をする人はマナーを守ってもらいたいものです。


◆場所

 国道23号線を蒲郡市から豊橋市方面へ向かうと、「八幡神社」交差点があるので左折して、東海道新幹線の高架をくぐると、すぐ右側に城址碑が立っているのを見つけることができる。