佐脇城
さわきじょう

■所在地:御津町大字下佐脇字郷中 ■立地:平地 ■別称:■築城年:1555年
■築城者:
佐脇氏 ■遺構等:碑、看板

説明看板

■歴史
 室町期には佐脇氏の拠点であったが、佐脇氏が拠点を伊勢に移すと、作手の奥平氏が領有した。間もなく奥平氏が去ると、1562年に今川氏が松平元康(徳川家康)に備えて砦を築き三浦義就が守ったが、同年、元康の手に落ちた。しかし、元康が一向一揆に手を焼いている隙に再び奪還したが、すぐに奪い返された。

●現状(2004年3月)

 御津町下佐脇の、朝日工業豊橋工場の跡地が城址付近であり、北を流れる白川は、そのまま堀の役割を果たしていたと思われる。城址には碑石が立っているはずだが、中へ入ることはできなかった。門の前に看板が立っている。


◆場所

 御津町大字下佐脇字郷中にある正眼寺の北東50メートルほどのところが城址である。