岩津城
いわづじょう

■所在地:岡崎市岩津町字東山 ■立地:山頂 ■別称:■築城年:1421年頃
■築城者:
松平信光 ■遺構等:曲輪、堀、土塁、碑

城址遠景 城址碑
主郭へ続く土橋 空堀
主郭 主郭周囲の土塁
岩津城縄張図

■歴史
 松平氏3代の信光が築城した。その後、安祥城に移るまでの約50年間、松平宗家の拠点となった。
 岩津城は交通の要衝にあったので三河に進出しようとする者は、まず岩津城の攻略を目指した。当時今川配下であった北条早雲や、武田勢に攻められたこともあったが、いずれも撃退している。

 現在の姿は、小牧長久手の合戦の際に、徳川家康が岡崎の守りとするために改修したものといわれている。
●現状(1999年5月)

 城址は、曲輪や堀、土塁などの遺構が良好な状態で残っているらしいが、「私有地につき立ち入り禁止」の看板が立てられていたので登らなかった。岩津城に限らず他の城址もほどんどが私有地だと思うが、いざ看板が立っているとやはり入りにくい。

●現状(2020年2月)
 近くの岩津天満宮に子供の受験の合格祈願のついでに、久々に寄ってみました。かつてあった立ち入り禁止の看板はなく、登城路が整備されていました。しかし、通路以外は竹藪で遺構の確認は困難な状況です。
 主郭周囲の堀や土橋などがよく残っており、見ごたえのある城址でした。
◆場所

 県内では合格祈願で有名な岩津天満宮と東名高速道路を挟んで西側にある小山が城址である。城址の南側に城の説明看板がある。