岡城
おかじょう

■所在地:岡崎市岡町東金山 ■立地:台地上 ■別称:■築城年:
■築城者:
池野大学 ■遺構等:堀、土塁、碑、看板

岡城址碑
 土塁  土塁(左側)と空堀

■歴史
 池野大学が築城したとされるが、時期・詳細は不明。1561年、今川氏真に属していた中島城(岡崎市中島町)の板倉重定が松平元康(徳川家康)に追われ、岡城に入った。元康は自ら岡城を攻め、落城させた。
 1585年には家康上洛の宿所として岡御殿が建てられた。
●現状(2000年4月)

 城址への入り口に看板等がないので少し迷ったが、民家の間の細い道を歩いて行くと、畑の横に立派な説明看板がある。さらに進むと、竹やぶの前に岡城址碑が建っている。
 竹やぶに入ると左手に高さ2メートルほどの土塁が20メートルほど残り、その向こうに堀が20メートルほど残っている。右手には広い竹やぶが広がっているが、土塁や堀の位置関係からすると、民家や畑の方が曲輪のようである。奥の竹やぶには、城址らしい形跡は見当たらなかった。

◆場所

 東名高速道路岡崎インターから国道1号線を豊橋方面へ向かい、「ほたる橋東」交差点を左折する。250メートルほどで「岡町西側」交差点があるので、4叉路のうち一番左の道へ入る。150メートルほど先に右手の民家(左手には大きな木があったような気がする)の間へ入っていく道があるのでそちらへ進むと左手に城址の説明看板があり、さらに進むと城址碑と入り口がある。