巨勢陣屋
こぜじんや

■所在地:音羽町長沢字山崎 ■立地:丘陵裾 ■別称:長沢陣屋 ■築城年:1782年
■築城者:
巨勢利永 ■遺構等:屋敷地、建物

陣屋のあたり

■歴史
 1782年に旗本の巨勢利永が5千石を領有して陣屋を構え、明治まで存続した。1860年までは巨勢氏が任命した代官が江戸から派遣されていたが、以後は長沢の有力者である稲葉善右衛門と渡辺郷右衛門が代官に任命された。

●現状(2006年2月)

 音羽町の宝樹院のすぐ東の民家あたりが陣屋のあったところである。名古屋鉄道や東名高速道路の開通で一部は消失しているし、周囲も畑が開墾されているので原形をどの程度留めているのかわかならい。
 ここから少し西にある立信寺の庫裏が、陣屋の建物を移築したものらしいので立信寺へ行ってみたが、お寺の人に会えなかったので、結局確認することができなかった。


◆場所