医王寺の武田勝頼本陣址のすぐ南にある荏柄天神社が陣所址です。平坦地があるのみで土塁などの遺構はわかりません。 荏柄天神社は、1698年に旗本一色氏が旧領の下総(千葉県)からこの地に移したもので、それから天神山と言われるようになったそうです。参道の石段123段の内、88段は下総から運んだものといわれています。