二連木城
にれんぎじょう

■所在地:豊橋市仁連木町 ■立地:台地端 ■別称:上城 ■築城年:1493年
■築城者:
戸田宗光 ■遺構等:曲輪、堀、土塁、碑

城址入り口 城内の様子
城址周囲の土塁 土塁上に立つ城址碑

■歴史
 田原城を築いた戸田宗光が今川氏に備えて築いたといわれている。1575年に長篠の戦の前哨戦として武田勝頼に攻められている。

●現状(1998年10月)

 城址は主郭部分を残して周囲は宅地化されている。主郭の周囲には土塁がはっきりと残っており、土塁の内側に堀らしき溝もある。堀といっても土塁の内側で細いので排水用の溝か、もしかすると近年になって公園の水はけのために掘られただけかもしれない。城内は学校の畑などもあって城址としては保存されていない。
 城址の北側に土塁というよりは櫓台のような地形があり、城址碑が建っている。


◆場所