西川城
にしかわじょう

■所在地:豊橋市石巻西川町城山  ■立地:台地端 ■別称:■築城年:
■築城者:
西郷氏 ■遺構等:曲輪、土塁、堀

主郭の様子 土塁と虎口
西川城縄張図

■歴史
 五本松城(豊橋市)の西郷氏の支城である。
1661年、吉田城(豊橋市)の城主となった小笠原長矩は弟の長秋に二千石を分領し、長秋は、この城に移った。

●現状(2002年5月)

 豊橋市石巻西川町の大福寺の裏山が城址で、道路からも近く、城址まで道があるので行きやすい。
 わりと広い曲輪の周囲は高さ1.5メートル程の土塁が巡らされている。土塁の外は若干低くなっており、堀の跡のように思える。南側には虎口と思われる土塁の切れ目がある。曲輪の中は雑草が茂っており、虫も多かったので奥まで入らなかったが、豊橋市の城址の中では比較的見やすいところだと思う。


◆場所