瀬木城
せぎじょう

■所在地:豊川市瀬木町郷中 ■立地:平地 ■別称:■築城年:1493年
■築城者:
牧野古白 ■遺構等:曲輪、堀、土塁、看板

瀬木城主郭(現:神明社) 主郭西側の空堀

■歴史
 1493年に牧野氏第二の居城として築かれた。牧野氏は瀬木城の北東約1.3qに城(牧野城)を構えていたが、牧野古白は長子能成に城を守らせ、瀬木城を築いて移り住んだ。

●現状(1999年11月)

 東名豊川インターの南3キロほどに位置し、豊川に注ぐ古川の堤防沿いにある神明社が城址である。
 神社の境内に土塁の一部、神社の西から北にかけて空堀が残っている。神社の敷地は曲輪の形状を良く残しているが堀はかなり埋まっており、地理的に洪水などで埋まってしまったらしい。


◆場所

 東名高速豊川インターをから国道151号線を南下する。「馬場町」交差点を過ぎて、餃子の王将やネッツトヨタ店を過ぎたあたりで左に横道があるので左折する。そのまま進んで水路を渡り真っ直ぐ行くと道が左右に分かれるので右折する。左手に林が見えるが、そこが城址である。