城址の場所はかなりわかりづらく、城のある山が見えていても行き方がわからなかった。地元の人に道を教えてもらったが、なかなか見つけることができなかった。
ようやく正しい場所へ行くとすぐに碑石が目に入り、その背後が城址であった。しかし、城址は竹や雑木が茂っており、容易に中を歩き回ることができなかったし、遺構もわかりにくかった。写真を撮っても目の前の竹が写るだけで、まともな写真が撮れなかった。発掘調査時の禿山状態の写真を見たことあるので、あまりの違いに驚いた。
城は東西に延びる尾根上に配置され、主郭とその東側の堀切を挟んだ曲輪が主要部分である。また、山の南側麓の民家の裏に館跡があり、背後に土塁、堀切がある。
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