黍生城
きびゅうじょう

■所在地:豊田市近岡町西キビュウ  ■立地:山頂 ■別称: ■築城年:平安末期〜鎌倉初期
■築城者:
足助重長  ■遺構等:曲輪、堀切

主郭 主郭南側の曲輪
主郭北西の堀切 登城路にある堀切っぽい場所

■歴史
 尾張国の山田重長が足助荘の荘官となり、黍生山に城を築いた。重長は足助氏を名乗り、足助氏の始祖とされる。
 重長は1181年の墨俣川の戦い源氏方で参戦し、平家に討ち取られたという。

●現状(2021年2月)
 城址は細長い主郭とそれにつながる林道の途中に堀切がみられるだけの構造ですが、遺構は良好に残っていると思われます。
 主郭からの展望は大変見晴らしがよく、人気のウォーキングコースとなっています。たくさんの人が歩くために道もしっかり踏み固められており、それほど険しい山道でもないので、気軽に登れるおすすめの山城です。城跡としては、少々物足りないかもしれません。

◆場所
GoogleMapで開く