まつだいらじょう |
■所在地:豊田市松平町三斗蒔 ■立地:山頂、山麓 ■別称:郷敷城 ■築城年:−
■築城者:在原信重、松平親氏 ■遺構等:曲輪、堀、井戸、碑、看板、居館跡、陣屋跡(堀、石垣) |
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主郭 |
城址入り口付近にある碑 |
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城内の様子 |
城址北側の堀跡 |
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松平家発祥の地 |
松平東照宮 |
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松平東照宮周囲の堀 |
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家康生誕時にも岡崎へ運ばれたという産湯の井戸 |
松平家始祖の親氏 |
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松平家菩提寺の高月院 |
松平親氏廟所 |
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徳川家にとって大切な寺です |
家康が植えたとされる桜 |
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■歴史 |
言い伝えでは、1394〜1428年ごろにこの地へ来た徳阿弥という時宗の僧が、郷士の松平信重の娘婿となり松平親氏と名乗った。これが徳川氏の祖である松平家の初代である。信重の父在原信盛の館が松平氏居館の起こりである。
やがて、親氏は武力による領土拡大を始め、その備えとして松平城を築いた。
直接は徳川家康とは関係ないが、徳川家発祥の地として愛知県の城の中でも、特に重要である。 |
●現状(1999年5月) |
豊田市松平町に城址があるが、松平東照宮または近くにある高月院が大抵の道路地図に載っていると思うのでわかりやすいと思う。
松平東照宮が居館跡であり、代々松平家が産湯に使ったという井戸が残っている。石垣と堀は江戸時代に築かれたものである。しかし、もともとは多くの中世山城のように松平城の麓に居館があったらしい。
松平城は、国道301号から東照宮の方へ入っていったすぐ右手にある山が城址で、典型的な山城である。主郭の北東南の3方に堀がわずかに残り、城址の南側中腹には井戸跡が残っている。主郭以外は木が繁っていて曲輪なども見づらいが、標柱が立っているので場所はすぐわかる。
井戸跡へ向かうときに行き過ぎると民家の裏庭に出て犬に吠えられるので注意。
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●現状(2017年11月) |
紅葉シーズンに一度は訪れてみたいと思って、久々に訪問。紅葉は思ったより少なかったですが、観光客もほとんどおらず、のんびりと散策するにはちょうど良いところでした。
インターネットで見た、松平東照宮の堀を赤く染める紅葉を期待していましたが、残念ながら、堀はイショウの落ち葉がいっぱいで水面に映る紅葉は期待外れに終わりました。しかし、本殿の横には見事は紅葉の大木があり、秋を満喫することができました。 |
◆場所 |

(松平東照宮) |
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