御船城
みふねじょう

■所在地:豊田市御船町島田 ■立地:平地 ■別称: ■築城年:
■築城者:
■遺構等:

御船城址碑

■歴史
 築城については詳細はわからないが、城主については、「猿投村誌」に児島義明が応仁の乱の戦功により御船、亀首、加納の荘園を領したとあり、この時の築城かもしれないといわれている。
 16世紀には三宅氏の居城であり、1564年の秋、尾張・三河の戦乱の中に城は焼かれ、城主三宅義高は討ち死にした。
●現状(2000年5月)

 名鉄三河線三河御船駅の北東500mほどの田の中に城址碑が建っている。すぐそばに押しボタン信号があり目印となる。道路沿いからでもよく見え、道路沿いに説明看板がある。
周囲は田が広がっており、遺構らしきものは全く見当たらないが、昔の地籍図によれば南北190m、東西150mで、土塁に囲まれており、土塁の内側には三つの大きな平坦部があったらしい。
豊田市の主な城址には立派な石碑と看板があり、訪ねがいがある。

◆場所