愛知環状線「三河上郷駅」の南を東西に走る県道239号を東へ500メートルほど進むと歩道沿いに「上野城址」という看板がある。城址は東に児童館、北に護国神社が隣接している。
城址には城の古絵図の看板があり、推測すると護国神社のあたりが主郭で、城址として残っているのは西南隅櫓の櫓台と土塁のあたりと思われる。
また、城址には徳川四天王である榊原康政生誕之地の碑が建っているが、康政が生まれたのは上野(上村)城のすぐ南の下村城の方で、上野城の説明看板にもそれらしいことは何も書いてないし、豊田市が発行している「豊田の史跡と文化財」にもそう書いてある。下村城は現在跡形もないので、こちらに建てたのだろうか。
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