西溝口城
にしみぞぐちじょう

■所在地:稲沢市西溝口町坪之内 ■立地:平地 ■別称: ■築城年:
■築城者:
溝口勝政 ■遺構等:

城址碑 城址付近

■歴史
 美濃(岐阜)から溝口へやってきた逸見勝政は溝口姓を名乗り、尾張守護代の織田氏に仕え、その功で溝口村を領有し城を築いた。
 勝政の子・秀勝は、織田信長や豊臣秀吉に仕えて戦功があり、1598年には越後の上杉景勝の旧領の一部を与えられ、新発田五万石の城主となった。

●現状(2002年10月)

 稲沢市西溝口町を東西に走る県道の西溝口交差点のすぐ東にガソリンスタンドがあり、そのすぐ東に成願寺というお寺がある。お寺といっても、一般的なお寺のかたちではなく、一見すると、ふつうの民家なので、車で走っていては見過ごす。成願寺の入口に城址碑がある。
 実際の城址は、道路を挟んで南側の畑のあたりである。遺構はなにも残っていないが、畑は土地が一段高くなっており、周囲は水田なので、多少の形跡は残っているといえる。


◆場所