岩作城
やざこじょう

■所在地:長久手市岩作城の内20-1  ■立地:平地 ■別称:岩作東城 ■築城年:14世紀
■築城者:
今井氏 ■遺構等:

長久手市役所の一角にある城址碑
■歴史
 城は室町時代前半に築かれたとするが詳細ははっきりしていない。
 1584年の長久手の戦いの際に、城主の今井氏は徳川方の岩崎城の防衛に参加し、豊臣方の池田恒興に攻められ討ち死にしたとされている。
 岩作城も長久手の戦いの際に陥落したと伝えられているが、17世紀の陶磁器が発掘されたことから、その後も居館として使われていたと考えられている。

●現状(2017年7月)

 仕事で長久手市役所へは度々訪れることもあり、また、市役所前を通過することもあるので、この城址碑は何度も目にしていましたが、なかなか写真を撮るタイミングを逃し、結局、新しくオープンした長久手のイオンへ買い物に出かけた時に寄りました。
 遺構は全く残っていませんが、1985年の発掘調査時には、市役所南のJAあいちの敷地のあたりに長さ20mほどの土塁があったそうです。


◆場所
城址碑の位置